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平成31年第1回定例会(第2日 3月 6日)

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  1. 真鶴町議会 2019-03-06
    平成31年第1回定例会(第2日 3月 6日)


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    平成31年第1回定例会(第2日 3月 6日)         平成31年第1回真鶴町議会定例会会議録(第2日)               平成31年3月6日(水)   1.出席議員 11名  1番   青 木   健         7番   田 中 俊 一  2番   森   敦 彦         8番   板 垣 由美子  3番   天 野 雅 樹         9番   海 野 弘 幸  4番   黒 岩 範 子        10番   青 木   繁  5番   高 橋   敦        11番   青 木   嚴  6番   岩 本 克 美 2.欠席議員  0名 3.執行部出席者 町長        宇 賀 一 章    町民生活課長    峯 尾 龍 夫 副町長       青 木   剛    健康福祉課長    上 甲 新太郎 教育長       牧 岡   努    まちづくり課長   菅 野 文 人 企画調整課長    小清水 一 仁    計画管理担当課長  神 谷   要 政策課長      森 脇 理 好    産業観光課長    五十嵐 徹 也 総務課長      細 田 政 広    会計課長      二 見 浩 子
    税務収納課長    長 沼   隆    教育課長      岩 本 幹 彦 4.出席した議会書記 議会事務局長    西 垣 将 弘 書記        山 田   譲    書記        飯 塚  雄 一 5.議事日程    日程第1          一般質問    日程第2   議案第8号  平成30年度真鶴町一般会計補正予算(第4号)    日程第3   議案第9号  平成30年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事                  業勘定)補正予算(第3号)    日程第4   議案第10号 平成30年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(                  第3号)    日程第5   議案第11号 平成30年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計                  補正予算(第3号)    日程第6   議案第12号 平成30年度真鶴町介護保険事業特別会計補正予算                  (第3号)    日程第7   議案第13号 平成30年度真鶴町後期高齢者医療特別会計補正予                  算(第3号)    日程第8   議案第14号 平成30年度真鶴町水道事業会計補正予算(第2号    日程第9          )施政方針報告               (開会 午前9時00分) ○(議長)  皆さん、おはようございます。 ○(議長)  ただいまの出席議員は11名で定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ○(議長)  本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。 ○(議長)  これより日程に従い、審議を進めます。 ○(議長)  日程第1、一般質問定例会初日に引き続き継続をいたします。 ○(議長)  一般質問真鶴町議会運営基準に定めるとおり、1回目は全項目を述べて答弁を求め、2回目以降は一問一答方式で、議員一人当たりの質問時間は答弁を含め45分以内で行います。 ○(議長)  質問者及び答弁者は、1回目の発言は登壇を許します。 ○(議長)  では、最初に、1番青木健君。 ○1番議員(青木 健)  皆さん、おはようございます。  通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。大きな項目として、2点を質問いたします。  まず1点目が運転免許証自主返納支援事業等についてでございます。平成25年4月1日以降に運転免許証の返納を行った、満65歳以上の町民50人を対象に町内の路線バス、コミュニティバス、真鶴・湯河原タクシーで使用できる2万円分の割引チケットを助成しております。  高齢者の方々が色々な事情があって返納されたことに対し、交通手段の助成をすることは賛成でございます。そこで次の点について伺いをいたします。  まず1点目が本年度の事業は、過疎地域等自立活性化推進交付金(100%補助)を財源として実施されておりますが、今後もこの事業を継続されますか。また、継続する場合は、どのような財源を考えていますか。  2点目が事業を継続する場合、対象範囲の拡大を考えておりますか、でございます。  続きまして2点目が町の交際費、通称、町長交際費と言われておりますけれども、これについてお伺いをします。  税金で支出する交際費については、真鶴町交際費の支出に関する基準に基づき支出がされ、その支出状況について公表されていますが、その公表内容について伺います。  会費のうち、飲食を伴うものは、平成29年度及び平成30年度1月分までで何件ありますか。  2点目が慶弔に伴う香典、生花、見舞金の対象(首長・各議会議員関係・町委員・町職員等の町内町外別)の数をお知らせください。金額等も伺いたいと思っております。過去の職員等々いろんな方々のOBも含まれていると思います。  3点目が町交際費を廃止する考えがありますか。これをまず1回目の質問とさせていただきます。 ○(町長)  おはようございます。今日1日、またよろしくお願いいたします。  1番青木健議員の質問にお答えします。  表題1の「運転免許証自主返納支援事業等について」でございますが、1点目の「本年度の事業は、過疎地域等自立活性化推進交付金を財源として実施されていますが、今後もこの事業を継続されますか。また、継続する場合は、どのような財源を考えていますか。」については、本事業は過疎地域に指定されたことにより、活用できることとなりました。  過疎地域等自立活性化推進交付金を活用し、地域公共交通をあらゆる側面から見直すために実施した事業の一つであり、町内における活性化が求められる中で、町内で運行している公共交通において運転免許証返納者に対し一定の割引制度を設け、公共交通の利用により外出する方を増やし、町なかのにぎわいの創出を図るとともに、昨今、高齢者ドライバーによる重大な交通事故が相次いでいることから小田原警察署と協議し、マイカーから公共交通へ切りかえを促す事業として昨年11月より開始いたしました。小田原警察署管内の市町では初となり、今後も継続してまいります。また、継続の場合の財源ですが、平成31年度以降は一般財源により継続してまいります。  2点目の「事業を継続する場合、対象範囲の拡大を考えていますか。」についてですが、対象者につきましては本年度同様の平成25年4月1日以降の免許証返納を行った満65歳以上の町民が1回に限り交付する制度として考えております。チケット使用期間につきましては、申請の日から1年間有効とするよう要綱を改正いたします。  さらなる公共交通の利用の促進、高齢者の交通事故防止の観点から、現行制度を継続してまいりたいと考えております。  次に表題2「町交際費町長交際費について)」ですが、この件については、以前、前町長にも一般質問がありましたダブルスタンダードですかね、交際費については、真鶴町交際費の支出に関する基準により、政務遂行上及び社会通念上妥当と認められる範囲内で、かつ必要最小限の金額となるよう努めるため、「慶祝」「弔慰」「見舞」「会費」「接待」「賛助」「謝意」の7項目により支出しております。  1点目の「会費のうち飲食を伴うものは、平成29年度及び平成30年度1月分まで何件ありますか」では、会費については町、町長、副町長が所属する各種団体等の構成員として支出する会費、有識者や各種団体等との懇親や意見交換を目的とする会合、総会等の出席費用となっており、相手方の出席依頼通知に会費として明記してあるものに対して支出しております。また、飲食が伴う場合もありますが、宴会や飲食が目的の会議としての会費でないと認識しております。平成29年度は39件、平成30年度の1月末までについては40件となっております。  2点目の慶弔に伴う香典、生花、見舞金の対象(首長・各議会議員関係・町委員・町職員等の町内町外別)の数、金額を伺いますについて、まず首長では、平成29年度では町外のみ香典2件1万5,000円で、生花・見舞金はありません。平成30年度1月末では、町内香典1件1万円、生花1件1万6,200円、見舞金はありません。町外香典4件5万5,000円、生花2件3万2,400円、見舞金はありません。  各議会議員関係は平成29年度では町内香典2件4万円、生花2件3万2,400円、見舞金はありません。町外香典2件1万5,000円、生花・見舞金はありません。平成30年度1月末では、町内のみで香典2件3万円、生花1万6,200円、見舞金はありません。  町委員は平成29年度町内のみで香典1件3万円、生花1件1万6,200円、見舞金はありません。平成30年度1月末では町内のみで香典3件1万5,000円、生花1件1万6,200円、見舞金はありません。  町職員は平成29年度町内香典4件5万5,000円、生花3件4万8,600円、見舞金はありません。町外香典2件1万5,000円、生花・見舞金はありません。平成30年度1月末では、町内は香典・生花・見舞金はありません。町外香典2件2万円、生花2件3万5,640円、見舞金はありません。その他、町民への見舞金として1件1万円の支出をしております。  次に3点目の「町交際費を廃止する考えはありますか。」については、政務遂行上及び社会通念上の交際費であるため町交際費の廃止は考えておりません。 ○1番議員(青木 健)  それでは何点か再質問させていただきます。まず1点目として、この運転免許証の返納、これについては制度がいつから始まったのか。この町の制度でなくして、この自主返納的な制度というのは、いつ始まり、いつ改正されてきて、ここに至ったのか、その経緯を少し聞かせてください。 ○(まちづくり課長)  町としては昨年の11月からでございますけれども、神奈川県の警察等のホームページを見ますと、神奈川県高齢者の運転免許自主返納制度というものが平成10年道路交通法の一部を改正して、平成10年4月から制度化されているようです。  それから、それに続きまして、高齢者の運転免許自主返納サポートというものもございまして、それは平成21年から神奈川県高齢者運転免許自主返納サポート協議会というものを発足させて、免許返納された方には数々の特典があるという経緯がございます。そういう経緯もございまして、町でも地域公共交通会議の促進と高齢者の交通事故防止の観点から、昨年の11月から実証実験として始めさせていただいたものでございます。 ○1番議員(青木 健)  そういった経緯のもとで自主返納者がいろんな理由に基づいて返納されているわけでございますけれども、この制度をうまく活用しながら、制度というのは、その返納の制度でなくして、町の助成のある制度をうまく活用して、こういった方々の不便さを便利さに変えようということの試みは大変よいと思っておりますけれども、返納できない方、こういう方は把握していますか。返納したくても返納できない人の内容をもっと町民に知らせてみてください。 ○(まちづくり課長)  現時点では、議員がおっしゃるようにしたくてもできない方というのは、今のところ把握はしておりません。 ○1番議員(青木 健)  健常者が返納したくてできないんじゃなくて返納は、返納というよりも、免許証を取り上げられちゃう方、要するに高齢者の75歳以上の方になると、高齢者の講習会を受けなきゃならない。そのときに認知症という状況が起きているとき、これにパスできない方は取り上げられてしまう。すると、この方、免許失効になる。こういう方々をどういうふうに今後考えていかれるのか、それを少し聞かせてください。 ○(まちづくり課長)  今、議員のおっしゃるように例えば病気で試験がパスできなくて、免許が更新できないというような方につきましては、実証実験的に今年真鶴タクシー湯河原タクシーと協議をいたしまして、デマンドの交通実証実験というものもさせていただいております。青木議員がおっしゃるような方のサポートも、サポートといいますか、町の方で助けるような施策も必要かとは思いますけれども、その辺のところは健康福祉課とも少し連携をさせていただいて、これからの方策を少し検討させていただきたいと思っております。 ○1番議員(青木 健)  こういう制度を活用するためには、免許の更新に行くわけですよ。講習を受けたときに免許証を取り上げられてしまう。あなたは更新できませんよと。だけど本人が行くの。運転免許のその講習のために。本人は自分はしっかりしていると思っているけども、その認知の関係のテストがパスできないわけです。だから、免許を取り上げられてしまう。こういう方々も把握する必要があろうかと。これは警察署には出てこない。またはみずから更新のときに失効しちゃった人は、これは別なんです。そこのところをしっかり把握をするような形をしていただきたい。  それから、これは答えにならないので、真鶴町の方で年間返納者というのは把握されていますか。 ○(まちづくり課長)  平成29年、暦年ですけども、1月から12月で26名、平成30年、これも1月から12月までで42名の方が返納されているという情報を警察署のほうから受けております。 ○1番議員(青木 健)  そこまで把握しているということは、今までこの制度が始まってから何名ぐらいの方が真鶴町の返納者でおられますか。 ○(まちづくり課長)  3月5日時点、昨日で38名です。 ○(議長)  それ、累計の話をしているんでしょうか。過去からのその制度が、自主返納制度が始まってからの累計の話をしているんでしょうか。 ○(まちづくり課長)  ごめんなさい。今手元に資料がございませんので、そこは把握しておりません。 ○1番議員(青木 健)  この制度を継続していきたいと。年間対象者が50人と、これを今度は1年に切っていくということになると、どうなのかなと。先着順になってしまうのはいかがなものかとか、またはこういった方々を、返した方々に対して、家に閉じこもらないで、町の中に出ていただく。また、不便を便利に変えていこうという試みはまことにいいことなんだけども、それの期限を切ったりしているのはどうなのかと、今後どういうふうに考えていくのか。それを少し聞かせてください。 ○(まちづくり課長)  今、高齢者の運転免許の返納の支援事業の要綱で運用させていただいております。昨年の10月に設定をしたものでございますけれども、当初は平成30年4月1日以降の返納者に対して行っておりました。実績を見て、まだいけるなということを感じましたので、それを、期間をさらにさかのぼりまして、平成25年4月1日以降に返納をした方というふうに対象範囲は広めさせていただいております。  当初、これ交付金を使っているものですから、年度内の精算が必要ということで50人ということでさせていただいたんですが、今後はこの要綱等も改正をさせていただいて、交付の日から1年間は有効にさせていただこうというふうには考えております。例えば50人を超えたとしても、その場合には何らかの救済の措置を考えたいと思っております。 ○1番議員(青木 健)  今は特に高齢者ということをお話ししますけども、中には高齢者じゃない方で自主返納をされている方、またはせざるを得ない方、こういう方もおられると思うんだけども、こういう人に対しては、この制度の活用というのは考えていますか。例えば障がい者の方、または65歳に満たないけれども、目が不自由になってしまって返さざるを得なくなった。こういう方の部分については、どう考えますか。 ○(まちづくり課長)  まちづくり課で実施しているものについては、高齢者の65歳以上の方の返納ということなんですけれども、そのあたりの方のことも考え、役場の内部の例えば健康福祉課とも連携をする必要があるのかなと。それだけにそこのところは何らかの救済を考えていかなければならないかとは考えております。 ○(町長)  これは運転免許証自主返納なんですね。これは高齢者の65歳以上の自主返納であって、先ほど青木健議員が言われました更新時に免許証を受け取れないということは、免許証をもらえないということですよね。それとこれとは別なんです。免許証はもらえたもので、自分の財産になる。更新時に警察に行って、だめですよと言われたら、それを自主返納とは言えません。それと障がい者とか、また何らかの関係で免許証が取れない場合は、この65歳以上の高齢者の自主返納ではなくて、またほかの面で考える必要があるかとは思っております。今回の場合は、高齢者の自主返納ということで御理解できればと思います。 ○1番議員(青木 健)  私の質問、よく聞いていてほしいんだけど、65歳以上の方なら私も聞くことはない。対象範囲の拡大はしませんかという質問をされている。対象の範囲の拡大というのは、どういう意味かと、こういう方々も対象者にしますよということを聞いているんです。その点について、もう一度答えてください。 ○(まちづくり課長)  先ほども申しましたとおり、自主返納の制度に関しては65歳以上ということで要綱は作成させていただいております。先ほど議員の言われた例えば体の不自由な方等の救済に関しては、別の面から救済の方法を考えたいと思っております。 ○1番議員(青木 健)  数に限りを持ってくると、これ大変な問題なんですよ。要するにこういう方々が今後増えてこられる。対象になる方々が増えてこられる。自主返納自主返納というのは、自主に自分で返しに行けば自主返納なりますよ。そういうことも含めて、いろんなケースが出てくるので、こういう方々についても対象の拡大をしますかと、こういう質問をしているんであって、率直に答えてください。 ○(町長)  これは高齢者が事故を起こすためと、公共交通を使ってくださいよというための自主返納であって、更新できなければ免許証は与えられないんですよ。それと自主返納とは違うと思うんですよ。  拡大については、今回は高齢者65歳以上の自主返納者であるから、拡大については、この先、福祉と相談しながら決めていこうかなとは思っております。 ○1番議員(青木 健)  解釈の問題があって、更新ができないんじゃなくて、みずから私は無理だろうなと思って返す人がいるということを言っているの、私は。例えば講習に行かないで、多分、自分は講習に行ったら通らないだろうなと、家族がもう足をとめるの。こういう方がおられるということ、こういう方もいるのよ。それは更新の手続をしている云々かんぬんの前に、みずから期間の中でなければ、有効期間の中で返さなければ自主返納とはみなされない。それは単なる失効という解釈になる。更新しなければ失効なんです。失効の人までをどうするかという話は、また別の問題なんです。  ただ問題としては、そういう不自由に不便になった方々の救済措置を今後この制度を使っていく中で、限られた予算の中でも町は全面的にこういう方々、一般財源を使ってやるかやらないかということを聞いているのである、それについて。 ○(議長)  それをさっきから、多分かみ合ってないんでしょうけれども、検討するというふうに答えていますので。 ○1番議員(青木 健)  もう一回答えてください、それを。 ○(まちづくり課長)  先ほども申しましたとおり、そういう方の救済につきましては、町のほうとしては、まちづくり課、それから健康福祉課、そういう側面から検討させていただきたいと思っております。 ○(議長)  よろしいですか。今の答弁でいいですか。 ○1番議員(青木 健)  はい。今の件についてはいいです。  これ、話をすると長くなってしまうんですけど、例えば今のその返納された方々が不自由になって、どうしても外へ出さなきゃならないと介添えが必要になってくると。1人の介添えについて、いろんな福祉の制度の中では介添えまで認めることは、これについては、このケースはどうします。 ○(まちづくり課長)  現行の要綱の中には、そこまでは特に考えてつくっているものではございませんので、そのあたりも役場庁舎内の健康福祉課との連携の中で考えていければなと思っております。 ○1番議員(青木 健)  今の件は前向きに検討としてください。  それから2点目の町交際費について少しお伺いをさせていただきます。今、答弁の中にも件数とか金額等々がうたっておりました。これらについては、実績に基づくものですから、なるほどなというところもありますけれども、合計金額で3万円というのがあるんですけども、この3万円、要するに基準の中に3万円という制度はどういうものなのか、少し内訳をお願いします。 ○(総務課長)  一応そちらの3万円については基準の中で、現職の本人である場合には3万円の支出というような基準となっておりますので、3万円の支出をしているという状況でございます。 ○1番議員(青木 健)  交際費、今インターネット等々で、どこも全国の市町村が区も含めて交際費を公表しています。これはまさしく町民の税金であるという観点から公表しなければならないような状況がある。その中で各市町村によっては、まちまちな記載の仕方がされている。見る側にしてみれば、私も耳にするのは、どこに支払っているのという問題を方々聞きます。これらについて記載をされている団体もあれば、ない団体もある。真鶴町として、この町の交際費について、どこどこと個人名を出すのは情報の部分で少しかかるかと思いますけども、もっと具体性を持った何の慶弔費なのか。ここらの内訳を説明欄に書く気持ちはあるかないか伺います。 ○(総務課長)  こちらにつきましては、今議員がおっしゃったように明らかにわからない部分も出ているところもあると思いますので、どこまでが公表できるかというところを検討させていただいた中で、できる範囲で公表していきたいというふうに思っております。 ○1番議員(青木 健)  この交際費の中で予算というのは基本的に目的別に計上すべきもの。特に先ほど私が会費のことをよく聞いておりますけれども、それぞれの予算の項目の中に振り分けることはできないかどうか。時代が時代とともに今まで目に見えないところが急にこういう会合があるので、真鶴町も出席してくださいというような通知が来られたと思いますけども、年間を通してくると、何年かやってくると、どの会議がどこで発生するか。基本的なことをいうと、地方自治法に基づいて支出負担行為、または特に町長交際費というのは、資金前渡でやられていると思いますけども、この件について明確に各予算項目に上げるべきものがあるかないかも含めて、お答えください。 ○(総務課長)  こちらについては、恐らく議員がおっしゃっているのは、会費の中で飲食は伴うというような部分のことだとは思うんですけども、一応交際費のほうの基準、当町でつくった基準の中では、研修会、また懇談会、懇親会、説明会等の名目で行われる宴会、または飲食が目的の会費は支出しないというようなことになっておりますが、実際には会議目的の中で飲食等は行われたというような解釈の中で支出しておりますので、なかなかその辺の判断が難しいところもありますが、当町としては、やはり会費の中で飲食が伴いましたよというような中での支出ということでさせてもらっておりますので、そういう理解でいただければありがたいと思います。 ○1番議員(青木 健)  総務課長の言う話は、そういうのも一部ある。ただ、問題は初めから飲食を伴う会合も数多くある、この中身を見ていると。そうすると、それらは食糧費でありませんかということを言っているの。食糧費という項目があるのであって、食糧費がどこも今のっかってないというところはありますか。 ○(町長)  交際費は基準で食糧費、飲食に伴うものは支払ってはいけないということになっております。飲食にかかる、初めから飲食だよ、これはというのは食糧費で払わなければいけないということになっております。  ちなみに今もう交際費の話になっていますから、交際費については、もうインターネット、またはうちのほうのホームページで載せてあります。その中から平成23年、私の前の前町長の場合、慶祝から謝意まで133件、124万1,212円使っております。私の去年の平成29年度を見ますと、99件、78万1,800円と、46万ほど私のほうが減になっております。  この件は何でというふうになると、払ってはいけないものに払ってきた。これが理由です。出陣式、あと選挙に受かったとき、そういうやつも払っていた。私はそういうことは全部削除した。その結果が約46万の差でございます。
     色々と交際費については飲食を伴うもの、確かにあります。でも、私から見て、これで飲食にかかる会議だよというものに対しては、交際費から出してはいけないことで、この基準で決められております。そういうときは需用費の食糧費から出しなさいということになっております。この辺を踏まえて、これからも交際費については、いつも町民から言われるのは交際費だと思います。これについては十分に調整しながら、正しい交際費の使い方をしていきたいと思っています。 ○1番議員(青木 健)  質問に十分答えてほしいんですけど、私のことまで、ぐずぐず言われるのはいかがなものかと思う。交際費に弁論、反論というのはおかしいんだけど、基本的に交際費とは何ぞやと考える。払っちゃいけないとか払っていいとかという話の中での基準の中に、あなたが、それでは、特別にこの中の交際費の中で、基準にのってないもので町長の権限を基づいて払ったものは何件ありますか。 ○(総務課長)  町長の権限でお支払いしたというものは、この中にはないというふうに思っております。 ○1番議員(青木 健)  ないから質問しているんじゃなくて、あるから質問している。そういうことと、じゃあ町長として、この交際費を使わないで支出した交際費はどのぐらいありますか。私が言っているのは飲み食いじゃなくて、例えば交際としてつき合わなきゃならない近隣の首長とも下打ち合わせをしなければならない。こういった中で飲食を伴うもの、だけど、これは交際費を使うわけにはいかない。その支出というのは、自分でどのぐらい持っていますか。 ○(町長)  交際費の中でも接待費はそういうのがあるんですよ。そういうやつは同じ交際費でも接待のために支払うと、そういうことでございます。そういうことが先ほど私が言ったダブルスタンダードになるんじゃないのと。だからダブルスタンダードというのは矛盾の一形態であるということなんですよ。こういう話は前の町長と私とのその場で話し合うことじゃないでしょう。少しその辺を謹んでいただきたい。 ○(議長)  さっきの質問は、表向きの町の交際費以外に自分で負担しているお金が幾らぐらいあるかって質問ですよね。 ○1番議員(青木 健)  そうです。 ○(議長)  それは、あくまで個人の話ですから、そこの部分は一般質問にはなじみません。そこは注意してください。 ○1番議員(青木 健)  町長職になったり、特別職になると、交際費で使えない費用というのは多分にあります。これは私も認めますよ。ただ、そう使っちゃいけないものを使ったとかと言われるのはいかがなものかということは、私は指摘します。町長の権限の中、または、これは町にとって将来にとって重要な交際をしなければならないということは多々ありますよ。そういうことを私は主張してほしかったということだけです。  それと今後この交際費を廃止するというのは、例えば飲み食いだけならば、これは私は自分のポケットマネーでやろうとか、そういう考えありますかどうか、お答えください。 ○(町長)  個人的なつき合いでしたら、私は自分のポケットマネーで支払います。例えば昔から言われている団体と付き合う、昔から言ういい言葉じゃないかもしれないけど、色々と付き合う中で義理返しとかあります。義理返しという言葉は団体が行う言葉。もう一つが、個人が行う義理返しじゃないんだけど、ありますけど、私はほとんどは自腹で払っております。これが平成29年度と平成23年度のこの差ですね。ほとんどの場合、私は自腹で個人付き合いのほうが多いですから、そちらのほうで払っているほうが多いんじゃないですかね。  交際費のほうは交際費として、それなりに通知をもらって、会費として払って研修等出ておりますが、そのほかの場面については個人負担が多いです。これは個人付き合いですから、私の個人のお金でやっていると、払っております。 ○1番議員(青木 健)  交際費の使い方は、あくまでも町民の税金であるから、真鶴町が有効的に近隣または町内の方々と調整を図りながら、今までの経緯を至要しながら、そして真鶴町の発展のために使うべき交際費でありますから、その個々の一つ一つの中には多くの意味合いが含まれているというふうにも理解はしております。  ただその中で、これは初めから、例えば会費ですよと言われて呼ばれる会合であっても、今の真鶴町の現状を踏まえれば大変厳しいような状況になってきている中でどこを切り詰めていくか。その中でここは自分で腹をくくりながら努めてまいろうという考えがあるかないかということをもう一度お答えください。 ○(町長)  交際費を使って、私は今かえって交際費、私の交際費を使いなさいと言っています。かえって国・県に私の交際費を使って1万持っていくんだったら1,000万持ってこい。こういうつもりで、今私の交際費を公共的に使いなさいという方向で進んでおります。  相手方に主なものは、やっぱり県・国ですかね。それに対するつけ届け等をしながら、嫌な変な言葉ですが、それをしながら国税を多くもらってこいという方向で、実際に今それがあるからこそ、この予算が組み立てられているということもあります。交際費、いい面でいい方向に使って、うちも国から県からの交付金が多くもらえるようなことも一つの交際費の使い方と思っていますので、その辺も含めて交際費についてはうまい使い方を考えながら、また、香典等、正しい使い方も、これも町民との付き合い、また町外首長との付き合いもありますので、これは多少なく交際費は持ってなきゃいけないなということで、私は考えています。 ○(議長)  持ち時間が終了いたしましたので、次に移ります。 ○(議長)  続いて、4番黒岩範子君。 ○4番議員(黒岩範子)  おはようございます。4番、日本共産党、黒岩範子でございます。  通告に基づいて一般質問をさせていただきます。大きい項目が二つあります。  一つ目として、住民票等コンビニ交付サービスの導入について、証明書コンビニ交付サービスは個人番号カードを利用して、早朝から深夜にかけて各種証明書を取得できるサービスとしています。下記の諸点について伺います。  一つ目として、住民票の写し・印鑑登録証明書・記載事項証明書の発行を検討しているとしていますが、いつから実施予定でしょうか。  二つ目として、利用者にとって自分で操作する機械(マルチコピー機)は、便利といえるのでしょうか。高齢者や障がい者の場合はどうでしょうか。  三つ目として、個人番号カード、マイナンバーカードをコンビニに持っていって操作する中で個人情報の漏えいの懸念はないのでしょうか。  四つ目として、導入によって、行政効率は具体的にどのように向上するのでしょうか。窓ロコストは具体的にどのように削減するのでしょうか。  大きな二つ目として、グランドデザインの策定や総合計画について、グランドデザインの策定ができ、その後、グランドデザインの事業を実施していくに当たり、その中身について下記の諸点を伺います。  一つ目として、グランドデザインと総合計画との関係はどのようになりますか。  二つ目として、総合計画にグランドデザイン短期(概ね5年以内の事業計画)は、どのように反映されますか。  三つ目として、グランドデザインの中での長期の取り組みとして取り上げられている「駅前に地下街を整備する・道の駅等の誘致・南北を結ぶ道路・橋梁の整備」などは、真鶴駅周辺環境整備基本計画の「駅前広場の整備に合わせた南北自由通路や土産物屋・飲食店などの複合施設、駅舎の橋上化と燧道の拡幅工事」などと、住民の意見を取り入れたものと考えてよいのでしょうか。  四つ目として、グランドデザイン4地区の取り組みは人口対策・産業振興・観光振興・生活利便性の向上に重点が置かれていますが、4地区だけでなく、町全体を対象にした厚生福祉(子育て支援・高齢者対策)教育文化などについての対策はどのようにしていくのでしょうか。  五つ目として、グランドデザインに基づき、総合計画でこれから事業実施をするに当たり、計画段階でも実施段階でも、町民との意見交換・対話交流をその都度持ち、町民の意見を聞き、町民の知恵を借りるべきではないでしょうか。 ○(町長)  4番黒岩議員の質問にお答えいたします。  表題1「住民票等コンビニ交付サービスの導入について」の1点目、「いつから実施予定か」のお尋ねですが、本年10月1日から実施を予定しております。  2点目、「利用者にとって自分で操作する機械は便利といえるのか、高齢者や障害者の場合はどうか」との御質問ですが、画面の指示に従い、タッチ方式で必要な項目を選択し確認していく機械の操作自体はそれほど難しいものではありません。どうしても機械の扱いに不安だという方は、これまでどおり役場窓口で申請していただければと思います。  3点目、「個人番号カードをコンビニに持っていって操作する中で個人情報の漏えいの懸念はないか」との御質問ですが、端末で申請から交付までの全ての手続を従業員とのやりとりなく行うため、周りの人の目に触れることはありません。  4点目、「導入によって行政効率は具体的にどのように向上するのでしょうか」「窓口コストは具体的にどのように削減するのでしょうか」とのお尋ねですが、利用が増大することによって、窓口事務の軽減が図られる、窓口コストの軽減につながることは考えられますが、現在のところ、どのぐらいの利用があるかは不明でございます。  コンビニ交付導入につきましては、全国5万4,000を超える店舗で早朝、深夜、休日でも証明書が取れる利便性を町民の皆さんに提供できるようにしたいということが第一の導入目的です  次に表題2の「グランドデザインの策定や総合計画について」お答えします。  1点目、「グランドデザインと総合計画との関係は、どのようになりますか」については、グランドデザインの位置づけは総合計画と連携していくものとなります。  2点目、「総合計画にグランドデザイン短期(おおむね5年以降内の事業計画)はどのように反映されますか」については、グランドデザインで策定した取り組みを具体に実施する際には、総合計画の実施計画に位置づけて実施していくこととなります。  3点目、「駅前に地下街を整備する・道の駅等の誘致・南北を結ぶ道路・橋梁の整備などは、真鶴駅周辺環境整備基本計画の「駅前広場の整備に合わせた南北自由通路や土産物屋・飲食店などの複合施設、駅舎の橋上化と隧道の拡幅工事」など、住民の意見を取り入れたものと考えてよいのでしょうか」については、グランドデザインを作成するに当たり、住民説明会等での住民の方の提案・御意見等を集約させていただいたものであります。  4点目、「グランドデザイン4地区の取り組みは、人口対策・産業振興・観光振興・生活利便性の向上に重点が置かれていますが、4地区だけでなく町全体を対象にした厚生福祉(子育て支援・高齢者対策)教育文化などについての対策はどのようにしていくのでしょうか」については、グランドデザインの方針としている100年たってもにぎわいのある真鶴町を達成するため、人口対策・産業振興・観光振興・生活利便性の向上を四つの柱とし、それを展開していく拠点として4地区を選定して取り組んでいくこととしております。子育て支援や高齢者対策は、既に真鶴町地域福祉計画・地域福祉活動計画で取り組んでおり、教育文化については真鶴町教育大綱、教育の魅力化事業計画や教育方針・重点施策の中で展開しております。グランドデザインの策定に当たり、出された福祉や教育に関する意見や提案は、それぞれの中で検討していきたいと考えております。  最後に5点目の「グランドデザインに基づき総合計画で、これから事業実施をするに当たり、計画段階でも実行段階でも町民との意見交換・対話交流をその都度持ち、町民の意見を聞き、町民の知恵を借りるべきではないでしょうか」については、真鶴町総合計画の策定と、その他その実施に関し必要な調査及び審査は、真鶴町総合計画審議会が行うものと真鶴町総合計画審議会規則第2条の所掌事務で定められております。事業を実施するに当たっての計画段階や実施段階で、町民の方の意見や知恵をいただく必要がある場合には、平成30年度の広聴事業として町が取り組んでいる町民との意見交換会のようなことを実施したいと思いますが、通常の事業実施の際には、真鶴町自治基本条例第6条第1項で、「議会は議決機関として町民の意思を把握し、町政に反映させるとともに町の行政運営を監視する役割を果たさなければならない」と規定されておりますので、町民の方の意思を把握され、議会で御意見をいただければと思います。  以上で私からの答弁とします。 ○4番議員(黒岩範子)  まず、コンビニの問題です。高齢者とか障がい者の方にも聞いてみました。なかなか障がい者の方、高齢者の方、共通として機械の操作するのがなかなか大変だと、わからないと。そういうような意見がありまして、特に障がい者の場合なんかも手助けが必要だと。車いすでは入れないんじゃないか、コンビニの中は。  それから、視覚障がい者の方の場合なんかは音声操作がないと、それで指示されないとできない。つまり、そこに例えば自分が行っても、本来自分でタッチしてやらなきゃいけない、だから秘密が守られるんだというふうにしていますけれども、実際にはそこにいる方に、コンビニの方に少しこれどうやるのとか、そういうふうな形で手助けを仰がなければならないようなケースがかなり出てくるんじゃないかというふうに聞いて感じました。その点についてはいかがでしょうか。 ○(町民生活課長)  今回のコンビニ交付の導入につきましては、プラスの事業ということで捉えていただいて、決して窓口での交付が今までより縮小しようとかそういったことではございませんので、そちらのほうを御利用いただければと、これまでどおり御利用いただくことはできますのでお願いしたいと思います。  それで、コンビニ交付の導入の一番のメリットでございますけれども、全国5万4,000の店舗で早朝から夜間にかけて休日でも取れるということで、例えばお勤めであるとか、町外に出かけられた際にでも取れるという利便性をプラスとする事業であるということで御理解いただきたいと思います。 ○4番議員(黒岩範子)  それで、コンビニの方にも二、三伺いました。もちろんいろんな意見があるわけですけれど、今大変マスコミでも騒がれていますコンビニの方が寝る暇もないと、働きづめだというような声が出ている現状があるわけですけど、いろんな納付のを預かるとか、いろんなことが非常に増えてきて、その上、このマイナンバーという大変秘密にしなければならない漏えいの危険を回避しなければならない、そういうようなものを扱うのは大変気を使うことで、もう余りやりたくないという意見もありました。  もし、今コンビニの現状で見てみると、もちろん大勢いらっしゃるところもありますけれども、多くのところでは事業主の御夫婦と、それからアルバイトの方でやっているというようなところでは、もう本当にこういうふうなこの今回のようなマイナンバーを扱うような場合については、やはり事業主としてはアルバイトが見てればいいというような感じでは大変心配だと、そのような声もあったということもあり、そういう中で本当にプライバシーのですね、例えばそこでマイナンバー忘れちゃったとかなくしたとか、そういうようなこともあるのではないかという点では、非常にコンビニの方が言う心配も、よく理解できるというふうに思います。  それで、行政効率がどうかという点では、今回答えでは削減につながることは考えられるけど、現在のところはどのぐらい利用があるかわからないというようなことなんですけど、実際にこういうふうな状況の中で、そういう効率的なものがあるのかなというふうに思うんですけど、その点はいかがでしょうか。 ○(町民生活課長)  町長からの答弁にありましたとおり導入の目的でございますけれども、行政効率の向上も確かに図られるところでございます。これはコンビニ利用が進んでいくことによって窓口の混雑が緩和されるとか、それから職員の負担が軽減されるとか、そういったことにはつながっていこうかと思いますけれども、今回の導入につきましては、もう既にこのサービスが全国で急速に導入が進んでおりまして、本年1月時点で、もう全国で9,213万人の人口対象の市区町村がもう既に導入していると。この便利さを町民の皆さんに提供したいという思いが導入の第一の目的でございます。  それから、コンビニの店員の御意見なんかもお話が出ましたけれども、コンビニの店員とのやりとりはとにかくなく、店舗の端末で申請者が全て行うというところで、ほかの人の目にも触れず、店員の目にも触れず証明書を安心して取得することができます。  それから、個人番号カードの取り忘れにつきましては端末の画面とか音声、それからアラームが鳴るような形で取り忘れ防止対策は講ずるということになっております。 ○4番議員(黒岩範子)  そういう今課長の言われる中で、便利でいつでも使えるからということなんですけれども、実際にそういうことで自由に使えるという方もいるかとは思いますけれども、多くの、真鶴町の場合47%ですか、高齢化率という形になって、やはり高齢の方や何かが使うということも考えられるし、そういうことを考えますと、やはりそこは慎重に考えたほうがいいんじゃないかというふうに思います。  やっぱり役場で、できるということは、今後もちろん続けてもらいたいわけですけど、今後こういうものを役場以外のところでやれるということだけじゃなくて、役場以外でもやっていくというような方向ではある、が、出されているんでしょうか。その点はいかがですか。 ○(議長)  黒岩君、今私も伺っていてわからなかったんですけど。 ○4番議員(黒岩範子)  もう一回言います。  役場でやるということは、どんな場合でも、今後もやることは間違いないということで、それはよろしいですね。 ○(議長)  役場の窓口での継続ということですね。 ○4番議員(黒岩範子)  そうです。 ○(町民生活課長)  役場窓口での申請手続、これについては従前どおり縮小することなく行うということでございます。 ○4番議員(黒岩範子)  それで、実は私も色々なところに伺ってみたんですけれども、こういうふうなマイナンバーの漏えいのことも含めて、そういう色々な心配とかそういうものがあるということで聞きましたところ、箱根町では、今回はやらない方向と聞いています。そういうふうなところもあるわけですから、真鶴でも、この点についてはコンビニサービスの導入はやめたほうがいいんじゃないかというふうに思いますが、その点は最後いかがでしょうか。 ○(町民生活課長)  先ほどから申し上げていますとおり、もう全国で9,000万人以上の人口対象の市区町村、参加しております。こういった利便性を真鶴町民の皆さんにも提供したいという思いが導入の目的でございます。その辺を御理解いただきたいと思います。 ○4番議員(黒岩範子)  ぜひその点はほかの具体的に箱根町等でもやっているということなので、真鶴町も再度検討していただきたいと思います。  次に行きます。グランドデザインのことで幾つか出しまして、御回答いただきました中で、再質問をさせていただきます。  2番目に限ってのことですけれども、概ね5年以内の事業計画ということでグランドデザインの中にものっていて、総合計画の中にものっているということで今回これからの計画として5年以内の中での駅前のロータリー、その他の調査をするということが出ております。昨日、青木嚴議員の質問にもあったわけですけれども、その点で5年以内にそのロータリーと交差点のことについて調査をしていくということで総合計画も調査ということに限るというふうに現況でも言われましたけれども、その点はやはり私も調査だけじゃなく具体的にそのロータリー、交差点の中身について利用ルールの変更とか、それから、右折レーン、時差式信号の導入など、その点では早急に5年を待つということでなくやっていただきたいというふうに思います。  回答については、昨日も聞いておりましたけど、その点について再度お答え願います。 ○(まちづくり課長)  昨日の青木嚴議員のときにも、少しそれに関連してお答えをさせていただきましたところでございますけれども、真鶴町のグランドデザインの真鶴駅周辺のグランドデザインにつきまして、道路拡幅ですとか右折レーンの設置、時差式信号の導入など、あらゆる手段の検討による駅前交差点の安全性の向上というところは盛り込んでいるところでございます。これの解決のために、一応来年度は駅周辺のロータリーですとかの人の流れ、それから駅周辺の道路、県道、町道、国道が入りまじっておりますけれども、そこの交通量の実態調査と、それからそれに伴いまして駅前商店街等の聞き取り調査というものも実態調査として取り組んでまいりたいと思っております。  その結果によりますけれども、例えば検討会ですとか、あとは住民の説明会の中でも町民の知恵を借りながら、スピード感を持ってできるところから解決はしていきたいと考えております。 ○4番議員(黒岩範子)  その点の時期の問題ですけれども、今のところスピード感を持ってやるということで、その調査は来年度やるということですけど、その後の実際に動く関係はそれぞれJRとかその他との調整もあると思いますが、どのぐらいの見通しを持っておりますでしょうか。どのぐらいでできるという見通しを持ってますでしょうか。 ○(まちづくり課長)  私が今ここで何年以内ということは、少しお答えは差し控えさせていただきますけれども、御存じのとおり駅の土地に関しては、町有地が駐輪場のところしかございません。あとはJRですとか、道路に関しては神奈川県の道路というところでございますので、そちらとの協議にも発生してくることかと思います。  私の中ではなるべく時間をかけずに早急には解決はしたいと思っておりますけれども、いつまでというところはお答えを差し控えさせていただきたいと思っております。 ○4番議員(黒岩範子)  その点についてはできるだけ早く、昨日も議論の中で出ておりましたけれども、中期になっているけれども5年以内、早くできるような形で5年を待たずにできるような形でお願いしたいと思います。  それで次に質問の3の部分に当たるところですけれども、結局、グランドデザインとか今回のパブリックコメント、それから私も実際に自分が出られる町民との検討会等には全部出させていただきました。そこで様々な意見が出ているわけですけれども、隧道工事とか、それから色々な言い方がありますけど、基本計画の中では隧道工事とか、それからあと複合施設、また今回のグランドデザインの道の駅とか、それから地下街、南北事由通路、橋上駅など、いわゆる大規模工事でする大規模事業、大型開発というか、そういうふうなことで大ざっぱに言ってですね。そういう方向で進めるのか、それとも新たな開発ではなく、既存の建物を修繕したり、色々生かしながら既存商店街の活性化を進むと、どちらの方向を考えていられるのか、町長の御意見を伺いたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○(町長)  グランドデザインについては、大構想ですよ。総合計画は主に10年スタンスでこう来ています。グランドデザインは大構想。町民が駅前ならどういう方向でいくのか。こういう事業はどう、こういうのはどうというところまで、計画に入るのは総合計画、または、今総合計画である基本計画。それでしっかり決めていって、次に行動計画。それで実施計画と入ってくるんだけど、その一番上の大構想なんですよ。真鶴町、どういう方向に持っていくのよと。それがとりあえずは4地区に名前は打ってありますが、全体計画と同じです。どの事業を先にやるのか、住民の方もそう言ってくるのは多いです。でも、一つの駅前道路をとれば、地権者がいるわけですよ、管理者がいるわけです。今その検討会を、地権者を含めて、こういう計画はどうですかと言われてつくったのが4点出した駅前のあの構想なんですね。  ただし、あれをグランドデザインとしていくのには、あのままじゃなくて、もっとほかの案があるんじゃないのと出しているのが町民に向けているパブリックコメントです。またほかの事業のことばかりじゃない先ほども言われた福祉のこと、教育のこと。そういうのも全部含んだのがグランドデザインです。長期計画です。長期の駅前として大きな事業には必ず必要な大構想。これをみんなの意見、大きく言えば町民の夢ですよ、夢を語るんです。それから一つ一つ総合計画に合わせて持っていきたいということを考えております。あくまでも住民主体、そういうことで。 ○4番議員(黒岩範子)  私が町長に伺いたいのは、今言ったようなことは今までの経過で理解しているんです。そうじゃなくて、この駅前のこの周辺整備について、二つの大きな考え方が住民の意見の中で出ているわけですね、はっきり言って。細かいところは別として、町長としてはどういう方向を自分のポリシーとして持っていらっしゃるのか、どういう方向を考えていらっしゃるのか、そこを伺いたいわけです。 ○(町長)  先ほどから言っているとおり住民主体でいきますので、私がこの町をこうしたいとか、そういう意見は私は述べません。住民の意見を吸い上げて、それをまとめていきたいという考え方です。 ○4番議員(黒岩範子)  そうしますと、住民の意見を主体に考えていくということは、言いかえればそれぞれそういう二つの特徴的な意見がある中では、それは今後も大いに色々な場で論議して住民の意見もよく聞いて、そこでつくっていくというふうに理解していいんでしょうか。 ○(町長)  間違っていけない方向に行かないで、いい方向で取って、その方向で行きたいと思っています。 ○4番議員(黒岩範子)  今、町長が言われましたけど、間違った方向に行かないでとは、どういう意味でしょうか。 ○(町長)  黒岩議員のように、自分の前前向きでいっちゃうやり方。自分の言葉で今話しているように、私はこう思いますよと言いながら、自分の意見でどんどん行っちゃう人。そういうのではなくて、私はいろんな住民の意見を吸い上げてやりたいということです。 ○4番議員(黒岩範子)  言いかえると、この住民の意見を吸い上げて自分は自分の意見、自分のポリシーというか自分の町長としての考えを決めると、こういうふうに理解してよろしいですか。 ○(町長)  それでよろしいかと思います。 ○4番議員(黒岩範子)  そうしますと、今ちょうどこのグランドデザイン、それから色々な計画、パブコメも含めていろんな討論会を含めて、この二つの反対の意見というか、これもやっぱり開発していくべきじゃないかということと、それからそうじゃなくて、今のものをできるだけ大事にしていくべきじゃないかと、既存の商店街もそういう活性化にいくようにしなきゃいけないんじゃないかという、この二つの大きな意見の違いがあるわけですけど、そこは住民の意思を判断するという。 ○(議長)  さっきから話が繰り返されているように聞こえて仕方ないんですけれども。 ○4番議員(黒岩範子)  わかりました。調整します。  だから、町長としては、どこで、どちらかどちらじゃないかわからないけど、どういうふうにしてそれを、自分、ここで判断するというふうに考えられますか。 ○(町長)  新しいものは新しいもの、古いものは古いもので残していかなきゃまずいでしょう。それを二つ分けることもないと思いますよ。古いことは古いことで残していかなきゃいけないし新しいのは新しいので、この先ずっと行かなきゃいけないし、それを調和しながらいい町をつくっていきたいと思っていますね。 ○4番議員(黒岩範子)  そこが非常にわからないんですよね。真鶴駅前周辺問題のことに限って、今町長の考えを聞いているわけなんですけれども、そういう二つの考え方があるということで、どちらも取り入れていくんだというようなことだけども、実際にやろうと、これからの方向性も基本はとにかく住民の意見を聞くということを主体にして、その結果において自分は行動すると、こういうふうに理解してよろしいですね。  それでは引き続きまして、その中で真鶴グランドデザインの中の8ページに美の基準の継承ということが書いてありまして、美の基準の大切さ、真鶴町を残すとか書いてあります。それで、その一番下に美の基準はまちづくりの象徴として継承しつつ、まちづくり条例は時代に合った形での見直しをも視野に入れますというふうに書いてありますけれども、このまちづくり条例の見直し等についても考えているということでしょうか。町長の考えとしてどうなのかと伺いたいということなんです。 ○(町長)  既に、その件は審議会のほうに私のほうから打診しております。  以上でよろしいですか。 ○4番議員(黒岩範子)  審議会のほうに打診しているということは、建物の用途制限の緩和とか敷地面積の最小限の制限の緩和等について打診しているということでしょうか。 ○(まちづくり課長)  その件については、まちづくり課で少しお答えをさせていただきたいと思いますけれども、確かにグランドデザインの中には、美の基準はまちづくりの象徴として継承しつつ、まちづくり条例は時代に合った形での見直しも視野に入れますという表記がございます。まちづくり条例、平成8年に制定しまして、大分時間がたっております。ここのあたりでそのまちづくり条例、美の基準も含めまして、ブラッシュアップが必要なのかなという時期に来ておるかとは思っております。  グランドデザインの策定とも、ちょうどございましたので、まちづくり審議会、それから都市計画審議会の先生方にも、見直しをするかどうかはわかりませんけれども、一応中の点検、再点検をいたしましてブラッシュアップという形をとらせていただくと。その審議会を今年度中に1回予定はしております。 ○4番議員(黒岩範子)  町長の考えは、まちづくり条例の今私が言ったようなことについては、どのようにお考えですか。 ○(町長)  そこに書いてあるとおり、もうまちづくり条例、美の基準は真鶴町の財産ですから、これはもう私が言うこともなく、これは継続していきます。その下に書いてあるのは、見直しというのは変更とかそういうことじゃないんですよ。もうまちづくり条例、美の基準ができてから、もう二十数年たっているから、もう一度それを審議会の委員が見て、こう変えるじゃなくて見直してみては、一回会議にかけたらどうですかということです。  今の時代に合って、その当時はバブルがちょうどいいときでしたから、その当時と隣町との境目とか、あと都市計画、用途地域とか、そういう見直しも一回したらどうですかという意味です。変えなさいという意味じゃないですよ。一回議題に上げたらどうですかという意味でございます。
    ○4番議員(黒岩範子)  今お話を聞いていると、変えない、変えるとこまではいかないけれども、これを議題に上げて検討しなさいということだということですけど、実際は見直しという言葉で出ているという意味が、その辺のところに町長としての考え方があるのかなと。結局、町長としては、そこで出された意見を引き続き尊重するということで、理解でいいでしょうか。 ○(町長)  審議会、あくまでも諮問ですから、それを全部私に答申して、私が全部受けることもないですね。それを参考にして、もちろん全部とるときもありますよ。その答申が、私が答える一つの答弁としての言葉として答申してくれればと思っております。  でも、ある程度の諮問機関ですから、その専門家が言ったことを聞きながら問題を解決していこうかなとは思っております。 ○4番議員(黒岩範子)  時間もわずかになりました。私はこの新たな駅前の問題、特にその駅前の問題なんですけど、新たな開発でなく既存建物を生かして既存商店街の活性化を図る。そういう取り組む方向で進めるべきだと基本的に思っております。  それで、この問題については、またまちづくり条例の先ほどの改正もすべきではないというふうに私は考えております。しかし、このことについては非常に賛否が町民の間でも多く分かれているというのが現状です。ですから、そこのところを大事にして、色々な今後、先ほど見ると討論会というか調整、これでやれば計画の段階とか現段階では、町民との意見交換会があるから、そこのところでやるというふうなことで言われていましたけれども、この問題はもっと町民の意見が多く出るところであるし、また様々な方が多く関心を持っているところでもあります。ですから、その辺は大いに町民の意見も聞くという立場で、何回もその都度色々な計画の段階、実施の段階も含めて規定のこうだからという形だけじゃなくて、その都度、関係者協議会というだけじゃなくて、広く町民との対話、交流、意見を聞くという機会を持っていただいて、本当に真鶴をいい町にしていきたいと、こういうふうに考えて質問を終わります。 ○(議長)  では、ここで暫時休憩といたします。 ○(議長)  議会を傍聴されている方、またインターネット中継を御覧の皆様に暫時休憩についての御説明をさせていただきます。 ○(議長)  暫時休憩とは、休憩中委員会を開催する、あるいはトイレ休憩等々、暫時休憩という形を取らせていただいております。 ○(議長)  再開は10時45分といたします。               (休憩 午前 10時28分)               (再開 午前 10時45分) ○(議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○(議長)  4番黒岩範子君から先ほどの一般質問での発言の訂正の申し出がありました ○(議長)  ので、これを許可いたします。 ○4番議員(黒岩範子)  失礼しました。先ほど高齢化率について数字が間違いました。正確には、2月1日現在で41.52%、訂正をお願いいたします。 ○(議長)  それでは、一般質問を続けます。 ○(議長)  8番板垣由美子君。 ○8番議員(板垣由美子)  8番板垣由美子です。  通告に従いまして、みんなで支え合い、分かち合うまちづくりのさらなる推進について、3点について一般質問を行います。  真鶴町元気・安心・生き活きプラン、真鶴町高齢者保健福祉計画第7期介護保険事業計画では、全国的に後期高齢者数が急激に多くなると言われている2025年の町の姿は、総人口は現在より約1,300人減少した6,166人と予測し、そのうち後期高齢者数は1,616人に達する見込みとしています。また、高齢化率は45.1%となっており、半数近くの町民が高齢者という状況に伴い、65歳以上の4人に1人、あるいは5人に1人がなる可能性があると言われる認知症を患う人や高齢者世帯、あるいは独居高齢者世帯の増加が予想されます。  今後はこれまで以上にみんなで支え合い、分かち合うまちづくりのさらなる推進が町民の安心・安全につながっていくことと思います。  そこで、次の3点について町の考えをお伺いします。  1、今後の認知症サポーターの養成と活動の促進については、どのように考えていますか。  2、心身ともに元気なときに、これからの目標や希望を記入したり、最期をどのように迎えたいのかなどを書き込む、一般的にエンディングノートと呼ばれることが多いですが、このようなものを高齢者の方に町独自で作成し、配布することについてはどのように考えますか。  3、認知機能が十分でなく、自ら法的サービスを要望できない高齢の方が法テラスを利用しやすいようにするため、昨年、改正総合法律支援法が施行されていますが、その活用については、どのように考えますか。  以上の点について、町の考えをお伺いし、第1回目の質問を終わります。 ○(町長)  8番板垣議員の御質問にお答えいたします。  表題1の「みんなで支え合い、分かち合うまちづくりのさらなる推進について」の1点目、「今後の認知症サポーターの養成と活動の促進についてはどのように考えていますか」についてですが、真鶴町では、平成25年度より認知症サポーター養成講座を高校受験を終了した中学校3年生を対象に毎年開催しております。これは、真鶴町の高い高齢化率を鑑み、認知症の症状のある方でも家族や地域の支え合いや理解があれば、十分に地域生活を送ることができるということを知ってもらうため、認知症を正しく理解する若年層の方を育てていくことを目的とし、継続的に開催しています。  真鶴町では、中学校を卒業すると、大半の学生がJR真鶴駅より高校等に通学することになります。この町から各地域へ認知症に対して理解のある若者が階段等の多い駅、あるいは段差のある交差点など、高齢者へのサポート・支援できる真鶴の子を育てるためです。  現在、箱根町や湯河原町などでも中学生や小学生を対象とした認知症サポーター養成講座をする自治体が増えてきております。  今後は、平成19年度から平成21年度に実施した、民生児童委員、郵便局や金融機関の職員、町内スーパーの従業員に対して、商工会等と連携しながら、再度研修を開催し、認知症によるトラブルが起こりやすい職場で働く方たちに正しい認知症の症状や特徴を理解していただき、対応していただくことも今後の課題としております。  なお、平成29年度より新採用職員研修の一環として、人権教育、認知症に関する研修も実施しております。  2点目の「心身ともに元気なときに、これからの目標や希望を記入したり、最期をどのように迎えたいかなど書き込む、一般的にエンディングノートと呼ばれることが多いですが、このようなものを高齢者の方に町独自で作成し、配布することについてはどのように考えますか」についてお答えします。ここでいうエンディングノートとは人生の終盤に起こり得る万一の事態に備えて、治療や介護、葬儀などについての、自分の希望や家族への伝言、連絡すべき知人のリストなどを記しておくノートでございます。遺言状と異なり、法的な拘束力はないものとなっております。  真鶴町では、包括支援センターを直営で運営しており、支援していたケースにおいて、身寄りのないケースに限られますが、認知症状が悪化してしまった方や、急な疾病悪化に伴い、ベッド上で意思疎通が困難な状態に陥ってしまった場合、その方が何を望み、死後どうしてほしかったのか等、本人が書き記したものがあればかかわり方が見えてくる、そういった思いが幾度もあったことは事実です。  ただし、あくまでも身寄りのない方に限られることであり、認知症であっても、寝たきりで意思の疎通が困難な状況であったとしても、御家族のいるケースにおいては、個人の尊厳を尊重するという意味でも、真鶴町としてかかわることは、慎重に考えていく必要があると考えます。町独自でエンディングノートをつくり、配布することよりも、まずは、そういった状況になる前に、その方との関係性を構築し、支援するほうの意向を十分にくみ取れることに重点を置いた対応を目指していきます。  しかし、一般的に市販されているエンディングノートを希望する方や、そういった周知は、今後さらに高齢化が進む当町において、重要な施策となることも想定され、選択肢の一つとして支援する一人一人の思いを最大限生かせるよう、今後も対応してまいります。  3点目の「認知機能が十分でなく、みずから法的サービスを要望できない高齢の方が法テラスを利用しやすいようにするため、昨年、改正総合法律支援法が施行されていますが、その活用についてはどのように考えますか」についてお答えします。  今回、御質問の法改正の契機となったのは、2011年の東日本大震災において、被災者の多くが住まいの確保や、多重債務相続などの困難な問題に直面したことから、資力を問わない法律相談支援制度を拡充したものと認識しております。民事法律扶助として今までは弁護士会等の職能団体が経済的に困窮しているものに対し、無料法律相談や弁護士費用等の立てかえ援助を行ってきましたが、認知機能が不十分な高齢者、障害者に対し、資力を問わない法律相談や弁護士費用の立てかえ援助、行政不服申し立てに関する代理行為などに拡大したことが大きな変革であると捉えております。  真鶴町では身寄りのない高齢者や、障害者において、自身で判断できるうちに任意後見制度を締結できるように支援しております。  また、毎月1回町民センターにおいて、行政書士による無料法律相談会も実施しております。認知機能が不十分な状況にある身寄りのない高齢者については、町が寄り添いながら法定後見制度につなげるべく、町長は申立人となり、家庭裁判所へ後見、保佐、補助の申請を行っており、本年度は5件の申し立てがあります。  御質問のあった改正総合法律支援法の活用については、複合的な法律問題を抱えた者の事案については、有効であると考えております。  例えば借金問題、職場問題、家庭問題などの複合的なケースでは、さらに、子どもの問題を誘発し、負の連鎖となり、住居の喪失、最後は家庭崩壊に発展していくこともあります。一定の行政手続はもとより、生活環境の調整行為なども必要となることから、そういったケースでは活用が必要となると考えます。  社会福祉協議会が行っている、日常生活自立支援事業同様に、必要な高齢者等には案内だけでなく、同行し法テラスにて説明を受けられるよう、個別対応、個別支援を今後とも継続してまいります。  以上で私の答弁とします。 ○8番議員(板垣由美子)  ただいま、答弁いただきましたけれども、この中学生の認知症サポーター養成講座ですけれども、これについては、以前一般質問の中で高齢者を地域で支えていくための環境整備の一環として小学生も中学生も認知症を理解して、サポートできるような我が町の人材づくり、すなわち認知症サポーター養成講座を開催する考えはないかということで、今、自分としてもお伺いいたしたところです。  このところで、少しエピソードなのですけれども、ある町民の方から、御高齢の方なんですけれども、御高齢の御婦人の方なんですけれども、体を動かすことを、運動を始めようということで、ふだん歩かないところを行ったそうなんです。そうしましたら、何人かの方から、どちらへ行かれるんですかとか、声かけがされたと、その方は娘さんが町内ではありませんけれども、介護の仕事をされておりまして、その娘さんのところに電話をして、このようなことがあったと、徘回しているかなって思われたのかなと言いながら、大笑いしたって本人は言っていたんですけれども、娘さんのほうからは、いや、お母さん、それはすごいことですよって、そうやって真鶴町は見守りができていて、本当にすごいねって感心されていたそうなんです。そういうお話をお聞きしました。見守り、常に日常の見守りと同時に、やはり地域の高齢者を支えていくということで、このサポーター養成のことはとても大事だと思います。  地域福祉計画の中で重点項目8なんですけれども、町全体で支え合い、分かち合う心を育むというところで、その評価として、中間指標として、認知症サポーター養成講座の累計参加者数というのがあるんですけれども、そこの数字を見てみますと、平成31年度は500人、平成34年度は800人ということで、目標数字が出されているわけですけれども、これらを踏まえまして、やはりサポーター養成していくということは、非常に取り組んでいかなければいけないと思うんですけれども、これらについては、どのようにお考えですか。 ○(健康福祉課長)  先ほど、板垣議員のほうからおっしゃった高齢者の見守り、この認知症サポーター養成講座は認知症サポーターに特化しているものではないと、私たちは自負しております。現在、日本の中では人権課題というのは高齢者の人権、女性の人権から始まり、人身取引の人権課題まで、約13の人権課題があります。そういった人権課題の中の一つである、この認知症のサポーター養成しかり、自殺対策の関係のゲートキーパーでもあるんですが、そういったことも、そういった全ての人権課題の中の一つであるというふうに捉えております。  例えば、学校の中でいじめが発生したときに、いじめだけに特化して、それを解消し、しかし、それ以外の人権課題が解消されないのであれば、それは全く意味をなしてなくなってしまうと、そういった意味でそういう人権課題全てを解消していく、そういった心の醸成も含めてやっていくことであると、考えて気づく、中学3年生を対象にしているのは、今まではこの地域の中で、議員の皆様を始め、地域の皆様に見守られながら生活をしておりました。  町長の答弁でもありましたように、これからはJR真鶴駅を起点とし外に出ていきます。そういったときに自分の判断、決断が必ず必要になってくるというふうに思っています。そういう決断することや、自分が判断することの一つの助けとして、認知症のサポーター養成講座、実際におもりをつけたり、視界の狭められたゴーグルをつけたり、そういったものをしながら、どういったサポートをしていただければ自分が楽になるのか、そういったことを体験していただくことで、中学生が実際にそういう方たちにあったときに、外に出たときに支援ができるものというふうに考えています。それは、自分が気づき、考えるだけではなく、それを行動に起こすことが大事だということです。  今後は中学生だけではなく、先ほど町長の答弁にもありましたが、民生委員や児童委員、それから商工会、郵便局、郵便局は今年度実施しましたけれども、さがみ信用金庫、そういった金融機関の方、あとは町内のスーパーの店員、そういった方たち、これから認知症、もしくは認知症と思われる、認知症傾向の方との接し方が非常に多くなるのではないか、そういうふうに考えますので、そういった方たちへの研修も次年度以降広げていくことで、今、事業計画を立てております。 ○8番議員(板垣由美子)  真鶴町の高齢化がどんどん進んでいるわけですけれども、やはり人との接し方によって、認知症の方の症状というのは悪くなったり、よくはならないかもしれないんですけれども、緩和されるというのですか、そのようなお話は私も認知症サポーター養成講座を受けましたときに、お話を聞きまして、本当にこれからの高齢化のことを考えたときは、非常に大事な分野ではではないかなと思いました。  また、先ほどの町長の答弁で、平成29年度より新採用職員の研修の一環として、人権教育、認知症に関する研修も実施しておりますということで、非常にこれも先ほど申しましたように、高齢化が進んでいますので、年配の方とか、お見えになると思いますので、そういう方に対して接するときに、やはり知識として、本当に大切なことだなと思いますので、ぜひ充実させていただきたいと思います。  それで、新オレンジプランに基づく認知症の人を支援する具体策が展開されているわけですけれども、2019年です。認知症サポーターを一段と地域で生かすため、2019年度予算では、日常生活で困り事を抱える認知症の人と、それから手助けするサポーターをつなぐマッチングの仕組みを構築するという、そのような記事を見たんですけれども、これについて、やはり今までどちらかと言うと、養成講座でサポーターは受けているけれどもそのままというか、そういうふうになっていると思いますので、やはり、それをどのように、先ほど申しましたけれども、実際活用されていくのか、そこのところについてはどのようにお考えですか。 ○(健康福祉課長)  まなサポでは現在協力される方、それぞれの方が支援される側、支援してもらう側に登録されている方も多くおります。そういった方たちのボランティアを今社会福祉協議会のほうで取りまとめをしていただいておりますので、町にいろんなボランティアがあるんですけれども、そのボランティア団体の何か連絡会をつくるということで、支え合い、分かち合いの推進協議会のほうでも働きかけをしております。そのボランティア団体のそういった団体ができましたら、そういった方たちへも当然こういった認知症のサポーター養成講座のほうを受けていただき、認知症に対する正しい理解、症状、また町内での早期の発見、そういったことにつなげていければというふうに考えております。 ○8番議員(板垣由美子)  今までずっと認知症サポーター養成講座を開催されまして、かなりの数の方がサポーターになっていると思うんですけれども、やはり、先ほども言いましたけれども、今課長おっしゃいましたけれども、例えば400人くらいになっていた中で、まなサポとか、そこらでやる形というのは人数的に限られています。そういう意味では、マックスには近づかないでしょう。ですから、そういったところで潜在的に養成講座を受けた方は知識を持っておられますので、そういった方に対していろんな認知症に対する情報提供とか、そういったものをやっぱりやっていくことも必要だと思うんですけれど、そういったことはどうでしょうか。 ○(健康福祉課長)  現在行っているのは、先ほども申しました中学3年生を対象として、今は種まいている状況だというふうに考えております。やはり、今、働き盛りの社会人、成人となり、またその方たちが町に戻ってきたときに、そういったボランティア団体、ボランティア活動に参加していただけるということは、この町にとっても非常に大切な資源であり、財産でありますので、そういった周知は今後も続けていきたいと思っております。  本当にこの町に戻って来ていただいて、自分に子育てが例えば一段落したとか、働いたところからリタイアしたとか、そういったときに、この町の認知症サポーターとして、ボランティアとして参加していただければいいかなということで、今種まきの時期かなというふうに捉えております。 ○8番議員(板垣由美子)  たわわな実が実るように一生懸命育てていきたいなとは思います。  それで、続いて次のところの、エンディングノート、終活ノートとか、私の生き方連絡ノートとか、いろんな呼び方がされておりますけれども、このエンディングノートについて、昨年、綾瀬市のほうにお話を聞きに伺いました。今手元にこれがあるんですけれども、この綾瀬市のほうで製作されているところなんですけれども、少し内容を説明させていただきたいと思います。  A4判で20ページくらいから成っておりまして、自分の子どものころのことや、若いころのこと、それから学歴であったり、職歴であったり、大切な思い出とか、あるいは趣味とか、好きな花とか、コレクションとか、そういったものを記入できるようになっておりまして、またこれからやってみたいこととか、そういったところの欄もあります。日常的に行っている行為なども確認したり、自分の得意なことを生かして活動したみたいなことを書く、そういった欄もあります。  ここなんですけれども、また自分の興味のある、関心のあることを自分で記入していったときに、じゃあ、これをもっと活動してみようとか、人とのつながりに外に出て見ようとか、そう思ったときに相談できる窓口とか、そういったものも書かれておりまして、この綾瀬市の場合は、第一章、第二章と別れていて、一章のほうにはそのような自分の人生のそういうことが書くことになっているんですけれども、第二章のほうについては、健康状態であったり、もしものときに最後はどうするかとか、そういうふうなことは書き込めるようになっているわけなんですけれども、葬儀もどうしたらいいとか、自分がこの人生いきいき手帳のところを必要だなと思ったのは、やはり、いろんな相談があったときに、その終活的なところ、エンディングノートのところも大事ですけれども、例えば趣味の分野で、こういったことをやりたいとか、それから教室に参加したいとかいったときに、どこに聞いたらいいかわからないとか、よくどこに聞いたらいいんですかということを相談されることも多いので、やはり真鶴町独自の形で高齢者向けに、そういった情報をそちらを、そちらをメーンにした、こういったエンディングノートをつくられてもいいんではないかなと思ったわけです。  それで、ここのところなんですけれども、詳しくは後で見ていただくと参考になると思うんですけれども、製作した費用については、自治体が持っている遊休スペースを活用して製作されたということです。先ほども申しましたけれども、真鶴独自の真鶴にあった内容で、福祉や介護などで困ったときの相談窓口や、各種活動されているいろんなボランティアサークルとか、自分もこういったボランティアをやろうとか思ったときに、どこに連絡するとか、そういった窓口をお教えしたり、行動を起こすためのお知らせとして高齢者の方に特化して製作して希望される方にお配りすることができたら安心の確保につながるのではないかと思うんですけれども、課長、再度御答弁ください。 ○(健康福祉課長)  エンディングノートについては、このエンディングノートという言葉が出された一番最初のときは終活がやはり目的でした。  最近では、このエンディングノートというのは人生の振り返りのような形でポジティブに捉えて書かれていることが多いと思います。  実は当町の場合は、介護保険制度、高齢者の場合は包括支援制度を直営でやっておりますので、一対一のつき合いということが生じます。その際に、それぞれの個々の方にはエンディングノートに書かれていることと同じような記録表が全て当課のほうには残っているわけです。ただ、先ほど板垣議員も町長の答弁の中にもありましたけれども、このエンディングノートには本人の意思決定の公式なものではないので、遺言書ですとか、公正証書のような役割をするということではないということが一つあります。我々が対応している、かかわっている方たち、それぞれ個々の全ての方たちには記録として、全てが記載がここに書かれている、板垣議員がおっしゃっているようなことというのは記載があり、それぞれ個々で支援を今しているような状況ですので、ただ支援に入る前の方ですね。そういう方たちがもしそういうことが必要であるということであれば、色々な他市町の状況等を見ながら、この町独自で必要なのか、どうかも含めて判断をしていきたいというふうに考えます。 ○8番議員(板垣由美子)  このエンディングノートのところなんですけれども、今課長、他市町のこと  もとおっしゃったんですけれども、隣町でも作成されるようなお話は聞いておりますので、そこら辺も、ぜひ御考慮いただきたいと思います。  続きまして3点目のところですけれども、これについては、実際法テラスになるわけですけれども、町民の方がこの法テラスについてなかなか周知されていないと思うんです。自分も先ほども2番のところも関係するんですけれども、要するに相続のことであったりとか、相談を受けたときに法テラスもありますということでお知らせすることもあるんですけれども、実際自分にそうやって言って来てくださる方は今のところは解決できると思うんですけれども、どこに行ったらいいか、誰に言ったらいいかわからないで、そういう法律的な問題等で悩んでいる方もいらっしゃるかもしれないと思うんです。ですから、そういう方たちにもきちんと法テラスの存在のところをやっぱり周知してく、この制度を町民にわかりやすく知らせていくことが大切だと思うんですが、その点についてはどのようにお考えですか。 ○(健康福祉課長)  板垣議員がおっしゃいますとおり、この総合法律支援法が一部改正されたことで、今まで弁護士会のほうで立てかえ、償還制度から給付制度に切りかわったことが非常に大きなことであるというふうに考えております。認知機能が十分でないということ、すなわち介護認定が受けられているというふうに私たちは捉えているんですけれども、そういったケースの場合、日本制度では介護認定を受ければケアマネが必ずつきますので、そのケアマネからの情報提供というのは必ず行っております。特に身寄りのない方、親戚の方がその関係を拒んでいるようなケース。そういったケースの場合は任意後見を認知症が進む前に締結していくことが重要であることは認識しており、それは当課のほうが支援センターの職員のほうも実際に行っております。  家族があり資力がある場合は、私的な後見をやはりつけていただくということで、お願いをするんですけれども、そういった身寄りのない方や、家族が疎遠な方、家族の関係が非常に厳しい方については、こちらもできるだけ早い段階で後見制度に結びつけて後見人につかれた方の援助でやっていくというのがベストではないかというふうに考えております。ただ周知については、それぞれのケアマネがこういった法律改正がございました。必要な方には紹介してくださいということは御紹介しております。 ○(議長)  よろしいですか。 ○(議長)  では、以上で一般質問を終わります。 ○(議長)  日程第2、議案第8号「平成30年度真鶴町一般会計補正予算(第4号)」を議題といたします。 ○(議長)  本案について提出者に提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第8号は平成30年度真鶴町一般会計補正予算(第4号)であります。  今回の補正予算は歳入歳出それぞれ4,263万6,000円を減額し、予算の総額を36億5,974万1,000円とするものでございます。  詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(企画調整課長)  議案第8号、平成30年度真鶴町一般会計補正予算(第4号)の説明をいたします。  第1条は歳入歳出予算の補正で、4,263万6,000円を減額し、予算の総額を36億5,974万1,000円とするものです。  第2条は繰越明許費で、翌年度に繰り越して使用することができる経費の定めをするものです。  第3条は債務負担行為の補正で、2件の追加をするものです。  第4条は地方債の補正で、1件の変更をするものです。  1ページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正。  1歳入です。  1款町税1項町民税に1,555万円を追加。2項固定資産税に200万円を追加。4項町たばこ税から190万円を減額。  2款地方譲与税、2項自動車重量譲与税から100万円を減額。  5款1項株式等譲渡所得割交付金に100万円を追加。  6款1項地方消費税交付金から500万円を減額。  7款1項自動車取得税交付金に150万円を追加。  8款1項地方特例交付金に34万7,000円を追加。  10款1項交通安全対策特別交付金から20万円を減額。  11款分担金及び負担金1項負担金に88万円を追加。  12款使用料及び手数料1項使用料から298万1,000円を減額。  13款国庫支出金1項国庫負担金から771万1,000円を減額。2項国庫補助金から217万1,000円を減額。3項委託金から99万7,000円を減額。  14款県支出金1項県負担金から743万6,000円を減額。2項県補助金から302万8,000円を減額。3項委託金に92万4,000円を追加。  15款財産収入1項財産運用収入に276万2,000円を追加。2項財産売払収入に80万3,000円を追加。  16款1項寄附金に13万2,000円を追加。
     3ページをお願いいたします。  17款繰入金1項基金繰入金から75万5,000円を減額。  19款諸収入1項延滞金加算金及び過料に250万円を追加。3項貸付金元利収入から400万円を減額。4項雑入に114万5,000円を追加。  20款1項町債から3,500万円を減額し、歳入合計を36億5,974万1,000円とするものです。  5ページをお願いいたします。  2歳出です。  1款1項議会費から33万9,000円を減額。  2款総務費1項総務管理費から171万3,000円を減額。2項徴税費に9万7,000円を追加。3項戸籍住民基本台帳費から18万2,000円を減額。4項選挙費に9万1,000円を追加。  3款民生費1項社会福祉費から117万3,000円を減額。2項児童福祉費から306万7,000円を減額。  4款衛生費1項保健衛生費から97万8,000円を減額。2項清掃費から3万2,000円を減額。  5款農林水産業費1項農業費に4万2,000円を追加。2項林業費から168万7,000円を減額。3項水産業費から164万3,000円を減額。  6款商工観光費1項商工費に2万7,000円を追加。2項観光費から491万8,000円を減額。  7款土木費1項土木管理費から21万6,000円を減額。2項道路橋梁費から290万円を減額。3項港湾費から160万円を減額。4項都市計画費から223万2,000円を減額。5項住宅費から3万3,000円を減額。  8款1項消防費から321万8,000円を減額。  9款教育費1項教育総務費から56万1,000円を減額。2項小学校費に55万9,000円を追加。3項中学校費に2,000円を追加。4項幼稚園費から21万7,000円を減額。  7ページをお願いいたします。  5項社会教育費から2,426万8,000円を減額。6項保健体育費に2万1,000円を追加。  12款諸支出金1項公営企業費に159万7,000円を追加。  13款1項予備費に590万5,000円を追加し、歳出合計を36億5,974万1,000円とするものです。  9ページをお願いいたします。  第2表、繰越明許費です。  これは地方自治法の規定により、年度内にその支出が終わらない見込みの事業について、議決を経て翌年度に繰り越して使用するもので、9款教育費2項小学校費、事業名、空調設備設置事業。繰り越す事業費の金額は1,944万円。9款教育費3項中学校費、事業名、空調設備設置事業。繰り越す事業費の金額は1,393万2,000円。9款教育費4項幼稚園費、事業名、空調設備設置事業。繰り越す事業費の金額は788万4,000円とするものです。  第3表、債務負担行為補正です。  追加が2件で、街灯LED使用料消費税追加分は期間を平成31年度から平成35年度まで、限度額を37万4,000円。真鶴聖苑火葬等業務委託料は期間を平成31年度、限度額を8万6,000円とするものです。なお、今回の債務負担行為の追加は、既に債務負担行為をしている事業について消費税変更に伴う不足分を債務負担行為として追加するものでございます。  10ページをお願いいたします。  第4表、地方債補正です。  変更が1件で、過疎対策事業債は漁港管理費、観光費、港湾管理費、土地計画総務費のグランドデザイン策定、消防施設費の第2分団詰所屋上防水改修工事及び町民センター費の町民センター大規模改修工事に係る起債で、補正前限度額4億2,730万円を補正後限度額3億9,230万円とするもので、いずれも起債の方法、利率、償還の方法に変更はございません。  15ページをお願いいたします。  今回の補正は例年同様、多くの課目にわたり補正措置を講じております。特に歳出予算において、執行残額、不用額の整理、また職員の特別昇給等に伴う人件費の追加または減額をしておりますが、それらについては説明を簡略させていただきますので、よろしくお願いいたします。  歳入歳出補正予算事項別明細書、2歳入です。  1款町税1項町民税に1,555万円を追加は、1目個人は所得割及び均等割ともに収入見込額の増により追加するもの。2目法人は法人税割の収入見込額の増、均等割の収入見込額の減により追加するもの。2項固定資産税に200万円を追加は、1目固定資産税は滞納繰越分の収入見込額の増により追加するもの。4項町たばこ税から190万円の減額は、1目町たばこ税は一般分の紙巻きたばこ等及び旧3級品紙巻きたばこの収入見込額の減により減額するものです。  2款地方譲与税2項自動車重量譲与税から100万円の減額は、1目自動車重量譲与税は交付見込額の減により減額するものです。  5款1項株式等譲渡所得割交付金に100万円を追加は、1目株式等譲渡所得割交付金は交付見込額の増により追加するものです。  6款1項地方消費税交付金から500万円の減額は、1目地方消費税交付金は交付見込額の減により減額するものです。  7款1項自動車取得税交付金に150万円を追加は、1目自動車取得税交付金は交付見込額の増のより追加するものです。  8款1項地方特例交付金に34万7,000円を追加は、17ページをお願いいたします。1目地方特例交付金は減収補填特例交付金の交付額確定により追加するものです。  10款1項交通安全対策特別交付金から20万円の減額は、1目交通安全対策特別交付金は交付見込額の減により減額するものです。  11款分担金及び負担金1項負担金に88万円を追加は、1目総務費負担金は湯河原町との協議による事務経費等の増による追加。2目民生費負担金は入所児童徴収金から放課後児童クラブ保護者負担金の滞納繰越分まで、徴収金額の確定により減額または追加するものです。  12款使用料及び手数料1項使用料から298万1,000円の減額は、2目衛生使用料は有料での火葬場使用件数の見込み減により減額をするもの。4目商工観光使用料はお林展望公園パークゴルフ場等使用料から真鶴産業活性化センター設備等使用料まで、利用者数の減等により減額するもの。5目土木使用料は町営住宅使用料から駐車場使用料の滞納繰越分まで、使用料の確定により減額または追加をするもの。6目教育使用料は、町立ひなづる幼稚園保育料は入園児の増により追加。博物館観覧料は入館者の見込み減により減額するものです。  13款国庫支出金1項国庫負担金から771万1,000円の減額は、1目民生費の国庫負担金は保険基盤安定制度負担金を交付額確定により減額。介護保険低所得者保険料軽減国庫負担金は執行見込額の増により追加。保育所運営費負担金及び児童手当負担金は執行見込額の減により減額するもの。2目衛生費国庫負担金は療育医療費負担金を交付額確定により減額するものです。  19ページをお願いいたします。  2項国庫補助金から217万1,000円の減額は、2目民生費国庫補助金は地域生活支援事業費補助金を交付額確定により減額。年金生活者支援給付金支給準備事業事務費交付金は内示額により、プレミアム付き商品券事業事務費補助金は交付見込額により予算措置するもの。4目土木費国庫補助金は社会資本整備総合交付金から社会資本整備総合交付金の空き家分まで、交付額確定等により減額するもの。5目教育費国庫補助金は、要保護児童生徒援助費補助金は対象者の減により減額。特別支援教育中学奨励費補助金は交付額確定により追加するものです。3項委託金から99万7,000円の減額は、1目総務費委託金はシェアリングエコノミー活用推進事業の事業費減に伴う減額をするもの。3目地方創生交付金は地方創生事業の事業費確定により減額するものです。  14款県支出金1項県負担金から743万6,000円の減額は、1目民生費県負担金は、保険基盤安定制度負担金及び保険基盤安定制度負担金の後期高齢者医療分は交付額確定により減額。介護保険低所得者保険料軽減県負担金は執行見込額の増により追加。保育所運営費負担金及び児童手当負担金は執行見込額の減により減額するもの。2目衛生費県負担金は養育医療費負担金を交付額確定により減額するものです。2項県補助金から302万8,000円の減額は1目総務費県補助金から、3目衛生費県補助金は交付額確定により減額するもの。4目農林水産業費県補助金は補助見込額の増により追加をするもの。6目消防費県補助金から9目神奈川県市町村事業推進交付金は交付額確定により減額するもの。  21ページをお願いいたします。  10目水源環境保全再生施策市町村交付金は事業費確定により減額するものです。3項委託金に92万4,000円を追加は、1目総務費委託金は個人県民税徴収取扱費委託金を交付見込額の増により追加。県知事県議会議員選挙委託金を執行経費の増により追加するもの。3目土木費委託金は台風12号被害に伴う指定管理料の補填分を追加するものです。  15款財産収入1項財産運用収入に276万2,000円を追加は、1目財産貸し付け収入は石丁場等の町有土地貸し料を収入見込みの増により追加。2項財産売払収入に80万3,000円を追加は、1目物品売払収入は旧消防団指令車の売却による追加。2目不動産売却収入は西ノ入バス停近くの廃道箇所及び貴船神社前ユニマット借地の払い下げ見込額の増を追加するものです。  16款1項寄附金に13万2,000円を追加は、2目農林水産業費寄附金はみどり基金に対する寄附金を追加。3目社会福祉総務費寄附金は地域振興基金に対する寄附金を追加。5目教育費寄附金は町立小中学校図書等に対する寄附金を追加するものです。  17款繰入金1項基金繰入金から75万5,000円の減額は4目みどり基金繰入金から、8目地域振興基金繰入金は基金充当事業の事業費確定等により減額するものです。  23ページをお願いいたします。  19款諸収入1項延滞金加算金及び過料に250万円を追加は、1目延滞金は町税滞納延滞金を収入見込額の増により追加するもの。3項貸付金元利収入から400万円の減額は、1目水道事業会計貸付金元利収入は、水道事業会計長期貸付金の元金を水道事業会計の返済額減額の申し入れにより減額するもの。4項雑入に114万5,000円を追加は、1目雑入は市町村振興協会市町村交付金は交付額確定により追加。情報センター複写機等使用料は収入見込額の減により、情報センター自動販売機電気料は自動販売機撤去による収入の減により、町行事参加者負担金は台風12号の接近に伴い開催を中止した貴船祭り懇親会費の収入の減により、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金は事業費確定により減額するものです。  20款1項町債から3,500万円の減額は3目農林水産業債から、5目土木債は過疎対策事業債のソフトで岩漁港周辺、真鶴半島、真鶴駅周辺、真鶴港周辺のグランドデザイン策定委託料の執行見込額の減により減額するもの。6目消防債は過疎対策事業債のハードで第2分団詰所屋上防水改修工事の事業費確定により減額するもの。7目教育債は過疎対策事業債のハードで町民センター大規模改修工事の実施時期の見直しによる減を減額するものです。  25ページをお願いいたします。  3歳出です。  1款1項議会費から33万9,000円の減額は1目議会費の説明欄、議会運営事業は事業費確定に伴う議員共済負担金の減額及び議会交際費の追加。議会広報議事録発行事業は事業費確定により減額するものです。  2款総務費1項総務管理費から171万3,000円の減額は1目一般管理費の説明欄、一般経費の非常勤特別職報酬は執行額確定により減額。給料から職員共済負担金までは人件費の補正、食糧費は台風12号接近に伴い中止した貴船祭り懇親会食糧費を減額。業務委託料その他は事業費確定により減額。複写機借上料は不足見込額を追加。表彰関係事業は事業費確定により減額。職員福利厚生事業は職員のインフルエンザ予防接種の不足見込額を追加するもの。  4目財産管理費の説明欄、庁舎維持管理経費の光熱水費は庁舎等の電気料及び水道料の不足見込額を追加するもの。  28ページをお願いいたします。  28ページ、1行目の業務委託料その他は事業費確定により減額するもの。町有土地貸し付け事業は町有土地貸付料の歳入見込額の増により湯河原町補填金を追加するもの。公有財産維持管理経費の業務委託料その他は事業費確定により減額するもの。  27ページをごらんください。  5目企画費の説明欄、OA化推進事業の業務委託料その他及び電算システム借上料は事業費確定により減額。神奈川県町村情報システム共同事業組合負担金は住民基本台帳ネットワークシステム更新対応設定作業に要する経費を追加するもの。シェアリングエコノミー活用推進事業の燃料費からその他使用料及び賃借料まで、不要となる見込額を減額するもの。6目治安対策費は財源公正をするもの。9目情報センター費の説明欄、真鶴地域情報センター費の事務機器等借上料は複写機の使用見込みの減により減額するもの。情報センター真鶴施設管理計画の光熱水費は自動販売機撤去による電気代を減額するもの。10目まち・ひと・しごと創生費の説明欄、一般経費の業務委託料その他から地方創生推進交付金産業振興事業の30ページをお開きください。30ページ、業務委託料からその他まで事業費確定により減額をするものです。  29ページをごらんください。  2項徴税費に9万7,000円を追加は、1目税務総務費の説明欄、一般経費は人件費を補正するもの。3項戸籍住民基本台帳費から18万2,000円の減額は、1目戸籍住民基本台帳費の説明欄、一般経費は人件費の補正。消費生活事業は負担金額確定により減額するものです。4項選挙費に9万1,000円を追加は、2目県知事県議会議員選挙費の説明欄、県知事県議会議員選挙執行経費を追加するものです。  3款民生費1項社会福祉費から117万3,000円の減額は、1目社会福祉総務費の説明欄、一般経費は人件費の補正。地域振興基金積立事業は地域振興基金に対する寄附金を元金に積み立てるもの。アモーレ号運行事業は、車検時の自動車重量税を措置するもの。国民健康保険事業特別会計事業勘定繰出金は交付額確定等により追加または減額するもの。介護保険事業特別会計繰出金は給付見込額の増により追加するもの。後期高齢者医療特別会計繰出金は執行額確定により減額するもの。プレミアム付き商品券事業の時間外手当から事務機器等借上料まで当該事業の準備経費を予算措置するもの。  31ページをごらんください。  4目心身障がい者福祉費の説明欄、障がい者自立支援給付等事業の業務委託料その他は委託件数の減により減額。国県支出金等返還金は平成29年度のそれぞれの負担金額確定に伴う精算金を予算措置するもの。成年後見制度利用支援事業は事業費確定により減額するもの。6目老人医療対策費の説明欄、老人保健医療対策事業は負担金額確定により減額するものです。2項児童福祉費から306万7,000円の減額は1目児童福祉総務費の説明欄、一般経費は平成29年度子ども・子育て支援交付金の国庫返納金を予算措置するもの。  3目児童措置費の説明欄、保育所運営費助成事業は、保育所運営費助成金を追加するもの。児童手当支給事業は執行見込額により減額するものです。  33ページをごらんください。  4目小児福祉費は財源更正をするものでございます。  4款衛生費1項保健衛生費から97万8,000円の減額は、1目保健衛生総務費の説明欄、一般経費は人件費の補正。地下水対策事業は事業費確定により減額するもの。2目保険事業費は財源更正をするもの。3目予防費の説明欄、予防接種事業は高齢者肺炎球菌などの予防接種の見込み増により追加するもの。4目火葬場費の説明欄、火葬場事業は真鶴聖苑の火葬炉設備改修及び屋上防水改修事業の事業費確定により減額するものです。2項清掃費から3万2,000円の減額は、1目清掃総務費の説明欄、一般経費は人件費の補正です。  5款農林水産業費1項農業費に4万2,000円を追加は、1目農業委員会費の説明欄、農業委員会運営経費は農地転用事実確認等調査賃金の不足見込額を追加するもの。2目農業総務費の説明欄、一般経費は人件費の補正です。  35ページをお願いします。  2項林業費から168万7,000円の減額は1目林業総務費の説明欄、一般経費は委託せず、林地台帳整備ができたため減額するもの。町有林管理事業は事業費確定により減額するもの。みどり基金積立事業はみどり基金元金を積み立てるもの。2目松くい虫被害対策費は財源更正をするものです。3項水産業費から164万3,000円の減額は、1目水産総務費の説明欄、一般経費は視察事業の事業費確定により減額するもの。3目漁港管理費の説明欄、漁港管理事業の光熱水費は岩漁港照明電気料の不足見込額を追加。修繕料は岩漁港西船揚げ場巻き上げ機の修繕をするもの。業務委託料その他は執行残見込額を減額するものです。  6款商工観光費1項商工費に2万7,000円を追加は、1目商工観光費の説明欄、一般経費は人件費の補正です。2項観光費から491万8,000円の減額は、1目観光費の説明欄、一般経費は給料から。38ページをお開きください。職員共済負担金まで人件費の補正。業務委託料その他は執行残の見込額を減額するもの。  37ページをごらんください。  2目お林展望公園費の説明欄、お林展望公園管理事業の臨時職員賃金は開園日の見込みにより減額するもの。燃料費は草刈り機などの燃料費の不足見込額を追加するもの。光熱水費は電気料の不足見込額を追加するもの。3目真鶴産業活性化センター費の説明欄、真鶴産業活性化センター運営事業の業務委託料その他は、釣り具貸し出しの見込みにより減額するものです。  7款土木費1項土木管理費から21万6,000円の減額は、1目土木総務費の説明欄、土木管理事業は事業費確定により減額するものです。2項道路橋梁費から290万円の減額は、1目道路維持管理費の説明欄、道路維持管理事業の調査設計業務委託料は事業実施時期の見直しにより減額するもの。また説明欄に記載はございませんが、道路維持補修事業で財源更正をしております。2目道路照明費の説明欄、街灯管理事業は電気料の不足見込額を追加するもの。3目交通安全施設費は財源更正をするものです。3項港湾費から160万円の減額は、1目港湾管理費の説明欄、一般経費は臨時職員の雇用保険料を追加するもの。業務委託料その他は執行残となる見込額を減額するもの。4項都市計画費から223万2,000円の減額は、39ページをお願いいたします。1目都市計画総務費の説明欄、一般経費は人件費の補正。都市計画事業の業務委託料その他は執行残の見込額を減額するもの。まちづくり推進事業の業務委託料その他は事業費確定により減額するもの。下水道事業特別会計繰出金は公共下水道整備事業等の執行見込額の増により追加するもの。また説明欄に記載はございませんが、公共交通推進事業の財源更正をしております。2目荒井城址公園費の説明欄、荒井城址公園管理事業は電気料の不足見込額を追加するものです。5項住宅費から3万3,000円の減額は1目住宅管理費の説明欄、町営住宅事業は事業費確定により減額するものです。  8款1項消防費から321万8,000円の減額は、1目常備消防費の説明欄、消防委託事務費は負担見込額の減により減額するもの。2目非常備消防費の説明欄、消防団運営費は消防庁舎等電気料の不足見込額を追加するもの。消防車等管理経費は消防車両等燃料費の不足見込額を追加するもの。3目消防施設費の説明欄、消防施設管理運営費は事業費確定により減額するもの。4目災害対策費の説明欄、防災行政無線管理運営事業は防災行政無線の電気料の不足見込額を追加するもの。また説明欄に記載はございませんが、防災備蓄事業で財源更正をしております。  9款教育費、41ページをお願いいたします。  1項教育総務費から56万1,000円の減額は、2目事務局費の説明欄、一般経費の給料から職員共済負担金まで人件費の補正。普通旅費は文化財補助金に関する出張が見込まれているため追加するもの。庁用車管理経費は教育課が管理している公用車の燃料費の不足見込額及び修繕料を追加するもの。3目教育振興費の説明欄、教育振興経費の学校図書等整備基金積立金は寄附金を元金に積み立てるもの。入学祝金支給事業は事業費確定により減額するもの。また説明欄に記載はございませんが、児童生徒就学援助事業で財源更正をしております。2項小学校費に55万9,000円を追加は、1目学校管理費の説明欄、一般経費は非常勤講師の社会保険料を追加するもの。学校施設管理経費は小学校校庭南側のコンクリート擁壁の亀裂箇所を修繕するもの。備品購入事業は小学校で使用する電話機器を購入するもの。3目給食費の説明欄、給食事業は給食調理員の社会保険料を減額するものです。3項中学校費に2,000円を追加は1目学校管理費の説明欄、一般経費は非常勤講師の社会保険料を追加するものです。4項幼稚園費から21万7,000円の減額は43ページをお願いします。1目幼稚園費の説明欄、一般経費の給料及び職員共済負担金は人件費の補正、社会保険料等は非常勤職員の社会保険料を追加するもの。マイクロバス管理経費はスクールバスの燃料費の見込額及び修繕料を追加するものです。5項社会教育費から2,426万8,000円の減額は、1目社会教育総務費の説明欄、青少年関係経費は補助金の確定により減額するもの。4目町民センター費の説明欄、町民センター施設管理経費の業務委託料その他は二酸化炭素排出抑制対策事業、通称バルクリース事業を活用し、管内の照明をLED化したことに伴う不用額を減額。工事請負費(新増改築)は町民センター大規模改修工事の実施時期を見直したことにより減額するもの。6目美術館費の説明欄、一般経費の給料から職員共済負担金までは人件費の補正。火災保険料は事業費確定により減額するもの。中川一政美術館施設管理運営費は事業費確定により減額するもの。7目図書館費の説明欄、一般経費は人件費の補正。8目貝類博物館運営費の説明欄、貝類博物館運営事業は臨時職員の勤務見込み等により減額するものです。6項保健体育費に2万1,000円を追加は1目保健体育総務費の説明欄、学校開放事業は真鶴中学校のナイター照明用電気代の不足見込額を追加するものです。  45ページをお願いいたします。  12款諸支出金1項公営企業費に159万7,000円を追加は、1目公営企業出資金の説明欄、水道事業会計出資金は町道真第18号配水管施設替工事に伴う消火栓設置工事費用を繰り出すものです。  13款1項予備費に590万5,000円を追加し、予備費の計を9,644万8,000円とするものでございます。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  時間の都合上、質疑は午後からといたします。 ○(議長)  ここで暫時休憩といたします。 ○(議長)  再開は13時15分、午後1時15分といたします。               (休憩 午前11時56分)               (再開 午後 1時14分) ○(議長)  休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○(議長)  議案第8号、平成30年度真鶴町一般会計補正予算(第4号)の提案理由の説明が終わっておりますので、本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  なお質疑は1議案について、1人30分まで。質疑は審議されている案件について不明な点を質すもので、意見要望を述べることはできないと、議会会議規則に定められていることを十分御理解いただきますよう、お願いいたします。 ○(議長)  では、質疑に入ります。 ○6番議員(岩本克美)  幾つかありますが、一つずつさせていただきます。  まず18ページ。真ん中辺にあります、商工観光使用料の中の観光使用料。真鶴産業活性化センター施設使用料と設備等使用料、いずれも減額補正を約70万しているわけですけれども、これは前々からだったと思うんですね。割と利用者が少ないというか、余り利用されていないような気がしているんですが、利用者を増やす対策というのは何か考えておりますか。 ○(産業観光課長)  まず減額でございますが、施設設備の使用料につきましては、主なものは釣り具のレンタル、昨年は705件ほどの釣りレンタルがあったところでございいますが、釣り具についてはこれが見込みで行きますと当初予算では去年700以上あったということで840名を計上しておりましたが、見込みでは530程度になりそうだと。これは、まず釣り具のレンタルにつきましてはもともとそれほど高価なものではない釣り道具を1回1,000円で貸していた。で、リピーターの方もいらっしゃるんですけど、何回か借りていますと結局買った方が安いということに気がついた方もいらっしゃいますし、また近隣のお店で同じような釣り具のレンタルを同じようにやっておられる。お客さんがまずこちらがまず減っているわけではなく、近隣のお店でもやられて、そちらにもお客さんが行っている。地域の活性化としては、当初の目的としては、こちらについてはそれほど悪くないなとは思っておりますが、御指摘の問題の施設の使用料、こちらが34万8,000円、確かに補正減をしているところでございます。  施設Aの見込みが6か月分見ていたこと、また加工施設の使用回数も1日単位の12回見ていたこと、こちらを減額するものでございますが、施設Aについては、実はここで1か月、3月につきましてはまちなーれのほうで1か月借りたいということで活用されてはいるところでございます。ただ、現在別のお店の運営と駐車場等の関係もございまして、業種によっては競合すると今あるところにも影響があってはいけないというようなことも、ちょっと若干そういうこともあり得ます。このような形で短期的に使っていくというようなところで、現在運営自体もそれほど全体的には大きなマイナスにはなっていないことから、そういったスポット的な活用等も視野に入れながら、できれば定期的にというような、色々、結局試験的に使ってもらうというようなことを繰り返してまたやっていきたいとは思っております。 ○6番議員(岩本克美)  今の施設Aの件なんですけれども、使われている機会が非常に少ないと実は思っていて、この利用の仕方、要するに運用の仕方というか、そういったものを考える必要が来ているんじゃないかなと。もう既に3年ぐらいたっていると思うんですね。それを感じているんですが、どのような考えでいらっしゃるか、それだけ伺いたいです。 ○(産業観光課長)  確かに、この見直しということも必要かと思いますが、ただ、これがあることによって、このように1か月だけ使いたい、活性化のためあるような使い方もできる。また1日だけ使って行うことは何度かございます。当初の目的に大きく外れない中で、活性化のために単発であっても使っていただくことが重要なのかなと思っております。  全く今までも話があったわけではございませんで、定期的に借りたいという話も確かにあったことはありましたが、ただそちらについては施設の目的から大きく違うのかなというところでちょっとできなかったというようなところもございます。あくまでも当初の目的の状態のままで、活性化のためにそういった借り手を今後とも検討していきたいと思っております。 ○6番議員(岩本克美)  当初の目的そのものをそろそろ考えたらいいんじゃないかなということを感じたので、そういう話をさせてもらいました。
     次の質問に移ります。  30ページの一番上ですね。業務委託料の中の地域商社推進事業委託料、当初予算が500万だったものがマイナス11万8,000円は、これは残ったからということで補正なんでしょうけれど、この地域商社としてのまとまった内容とか、そういったものがあったら示してほしいです。できれば成果報告書が欲しいですが、いかがでしょうか。 ○(産業観光課長)  現在はまだ期間中でございまして、最終的な報告書は3月、もうちょっと後のほうできます。検査をしたのち、成果品ができましたら、その辺は検討させていただきたいと。ここで出せる範囲のものは。 ○6番議員(岩本克美)  もうしばらくで成果書が届くということなので、そのときに見せていただければよろしいかと思います。  次に移ります。  36ページと8ページと40ページかな。グランドデザインの関係のそれぞれの場所によって予算措置も違っていたので、いずれもマイナス補正をしていますね。全部で4カ所で。1,077万8,000円ほど、四つ合計するとそのぐらいマイナスになったわけなんですが、これは確認ですけど、確か1社にまとめて注文したということを聞いた覚えがあるんですが、それで間違いないでしょうか。 ○(企画調整課長)  1社にまとめて発注というよりも、一つの事業として四つの地区のものを一つにまとめて、真鶴町グランドデザインというふうな形で事業いたしましたという形にいたしました。 ○6番議員(岩本克美)  今の件はわかりました。  もう一つ、40ページの都市計画総務費の中のまちづくり事業推進事業、その中の業務委託、空き家実態調査業務委託料。こちらのほうも当初予算が826万2,000円でマイナス168万4,000円になる。これで仕上がるという見込みでマイナス補正されたと思います。こちらのほうもどんな仕上がりになっているのかということで、もし成果表ができていたら見せていただきたいと思っております。いかがでしょうか。 ○(まちづくり課長)  空き家の実態調査につきましては、踏破調査等終了しておりまして、アンケートの結果も集計は済んでおります。冊子としてもでき上っておりますので、いずれ議会のほうにも、全員協議会になるのか、そういう場面で説明はさせていただく必要はあるのかなというふうに考えております。 ○3番議員(天野雅樹)  岩本議員の質問と重複するところがあるんですけれども、まず24ページのこの過疎対策事業債ソフト、これ1番、2番、3番。これ1番が岩港周辺、2番が真鶴半島、3番が真鶴港と駅ということでよろしいでしょうか。 ○(企画調整課長)  3目の農林水産業債が岩漁港周辺地区のグランドデザインの関係のものです。  4目の商工観光債が真鶴半島のグランドデザインに関係するものです。5目の土木債が真鶴港周辺グランドデザインと真鶴駅周辺グランドデザインに関係するものです。 ○3番議員(天野雅樹)  これも先ほどの岩本議員とちょっと重複してしまうんですけど、35ページ、38ページ、40ページのこのグランドデザイン策定委託料、これ当初の予算で2,560万円の予算が1,077万8,000円の減額になっています。これ半分近くまで減額しているんですが、一つの業者で、これだけ当初予算と執行残見込額が違うこの理由を聞かせてもらいますか。 ○(総務課長)  こちらの執行につきましては指名による入札を行いました。傾向といたしましては、通常入札の場合、工事等については官積算とさほど変わりないというのが常でございますが、計画についてはやはりその業者によって、過去にどのような計画をした業者等についてはソフト等も持っていますので、そういう中で入札の金額が変わってしまうと。これはグランドデザインに限るわけではないですけれども。計画についてはやはり業者によって入札の金額のばらつきが非常にあるというような傾向がございますので、当初予算で官積算したよりは半額になってしまうというようなケースもあるというようなところで御理解いただければと思います。 ○3番議員(天野雅樹)  入札の状況ですか、何社が入札して、入札額とか、そういったものをお示ししていただけるのでしょうか。 ○(総務課長)  済みません、今手元に細かい資料がございませんので、後ほど示させていただければと思います。 ○3番議員(天野雅樹)  このグランドデザインのデザイン策定委託料、これ結構金額が高い、1,500万ぐらいといっても結構値段がかかっていると思います。この先ほどのように成果報告書というのはお示ししていただけるのでしょうか。 ○(企画調整課長)  先の全員協議会でも、今後のスケジュールということでお話をさせていただいたところでございますが、3月20日を目標に完成の予定です。完成後に皆様のところにも届くようにしたいと思っておりますし、町民の方にも公表したいというふうに考えております。 ○(議長)  よろしいですか。他に。 ○2番議員(森 敦彦)  1点だけ、ちょっと教えていただきたいと思います。  43、44ページです。9款の教育費、5項の社会教育費、4目町民センター費。この町民センター大規模改修工事、これ先ほどの実施時期の見直しによるということですが、具体的な内容を教えていただきたいと思います。 ○(教育課長)  本件につきましては、先の経済文教常任委員会のほうで説明させていただいてる件なんですけれども、本日御質問があったのでお答えさせていただきます。  この町民センターの大規模改修工事につきましては、今年度設計委託をしておりまして、その設計をやっていく中で当初自家用発電機、高圧引き込みケーブルと、また電気設備と排煙ダンパー、雨漏り修繕等予定しておりました。その設計を進めている中で、自家用発電機が受注生産となるため、工期に不足を生じること、それから更新に当たり防災面での機能を高めるための工事費の増大が見込まれること、またほかにも壁面タイルの補修が当初では見込んでいなかった工事費の増大、面積が大分大きくなるといったようなこともありまして、工期と予算に不足を生じる可能性があったため、工事の実施を次年度以降に持ち越しせざるを得なかったということでございます。 ○(議長)  よろしいですか。他に。 ○1番議員(青木 健)  36ページ。水産業費の3目の漁港管理費、この中の漁港管理費修繕料128万4,000円。これの内訳。今まであった機械がどんなような状況になって、これに変えていくのか。まずこれが1点、先に。 ○(産業観光課長)  御質問のありました対象物は、船揚げ場巻き上げ機でございます。  平成24年度に設置いたしました、100ボルト単層の巻き上げ機でございますが、そちらについて一度その後、クラッチがフリーにしなければ使い勝手が悪いということで修理させていただいたんですが、その後今年なんですが、その機械が故障してしまった。船を揚げるにも揚げたときに痛めてしまうというようなことが起こりまして、これはこの機械のまま船を揚げるということは難しいというところで、実際機械にも損傷があったものでございますが、こちらを100ボルトだったものを200ボルトの3層、出力は2.2キロワット、9.5アンペアの200ワットのクラッチフリーの巻き上げ機に変えるものでございます。 ○1番議員(青木 健)  機械と工事費用で128万4,000円。これは毎分どのぐらいの能力を持っていますか。上架するのに。 ○(産業観光課長)  申しわけございません。毎分の出力については、ちょっと手元に資料がございません。調査いたしまして、後ほど御回答させていただければと思います。 ○1番議員(青木 健)  設置した後にまた取りかえるということになると大変な問題ですけれども、どのぐらいの越波のときにこの機械が有効的に活用できるか。今までの段階だと、本当の湖のような状態でなければ船を揚げることができない。さざ波程度の波でも船が横になってしまう。そういうことを勘案して今度の機械が、つけかえたことによって船がスムーズに上架することができるかどうかという、その確認。それは後ほどで結構ですから、毎分どのぐらいの能力をもって揚げることができるか。  それから、続けさせてもらいます。ここの上架する場所、どういった船がとめられるのか。何杯の船を上架することが可能としておかれているのか。そして誰が管理しているのか。ここちょっと説明ください。 ○(産業観光課長)  まず、漁港の管理者は第1種漁港ですので、町となります。ただ、通常日常的には、漁港施設でございますので、活用されているのは漁協が中心となっております。  揚げられる隻数については、当然漁協の船については可能でございますが、それ以外の船、何隻まで、他所の船まで含めた何隻というところは、済みません、こちらちょっと手元に資料ございません。こちらの後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ○1番議員(青木 健)  町が管理する、そして組合との契約がどうなっているのかの説明がほしかったんだけれども、それはまた後ほど調べて、答えを教えてください。  今現状の岩のその上架するところの場所が今どんな状況なのか。揚げたくても揚げられないような状況なのか、どうなのか。その件について、組合とも調整を図っていただきたい部分があるけども、それは確認しています。 ○(産業観光課長)  工事施工前でございまして、現在は揚げられない状況というところは、済みません、確認はしておりません。 ○(議長)  よろしいですか。他に。 ○(総務課長)  先ほどの天野議員のグランドデザインの策定に係る入札の業者の数ということで、9社による入札でございます。  公表は当然ホームページでしてあります。 ○(議長)  他に。 ○4番議員(黒岩範子)  32ページの繰出金のところのプレミアム付き商品券事業ということで、これプレミアム付き商品券の事業について、その仕組みを教えてください。 ○(健康福祉課長)  プレミアム付き商品券事業でございますけれども、これはまず平成30年1月1日現在で町内に住民票をおかれている非課税の方。それと平成31年の6月1日現在で3歳未満のお子さんをお持ちの方が対象となります。その方に2万5,000円分の商品券を2万円で購入できるという制度でございまして、回数は1人5回、ですから5,000円の商品券を4,000円で買えるものが5回引きかえができる補助券を発行する事業でございます。 ○4番議員(黒岩範子)  このプレミアム付き商品券の内容なんですけど、今課長が言われたように非課税世帯で、あと子育ての世帯も限定するということだと思うんですけど。期間は10月から3月までということで、取り扱い事務は町内の店舗で公募するということで、事業自体は町がやるということなんですが、これは何のためにこういう制度をつくったんでしょうか。 ○(健康福祉課長)  消費税増税の対策に伴う低所得者への、また子育て支援対策への国の支援策でございます。 ○4番議員(黒岩範子)  それでですね、消費税の増税に伴う経済の平準化ということで、低所得者、非課税世帯と子育て支援ということなんですけれども、実際には2万円を買って5,000円分がプレミアムがつくということで、低所得者の方が2万円を出すって、非課税世帯が出すっていうのは非常に大変厳しいというか、じゃないかというのと。対象者が極めて狭いというのと、期間が短くて、これが本当に消費税の平準化だから景気対策ということを狙うと思うんですけど、本当にこういう効果に値するのかなというふうに疑問を感じるんですが、その点はいかがですか。 ○(健康福祉課長)  申しわけありません。これ、国の施策でございまして、町が定めた制度ではございませんので、なかなか町のほうでこれをどうこうするということは、制度設計としては難しいというふうに理解していただければと思います。 ○(議長)  よろしいですか。他に。 ○(議長)  他にないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   (起立多数)                                   反対 黒岩議員 ○(議長)  賛成多数。よって「平成30年度真鶴町一般会計補正予算(第4号)」の件は原案のとおり可決されました。 ○(議長)  日程第3、議案第9号「平成30年度真鶴町国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第3号)」を議題といたします。 ○(議長)  本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第9号は平成30年度真鶴町国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第3号)であります。  今回の補正予算は歳入歳出それぞれ681万3,000円を減額し、予算の総額を13億1,553万円とするものでございます。  詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(町民生活課長)  議案第9号、平成30年度真鶴町国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第3号)について、説明いたします。  第1条は歳入歳出予算の補正で、681万3,000円を減額し、予算の総額を13億1,553万円とするものでございます。  次のページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正、1歳入です。  6款県支出金2項県補助金から292万1,000円を減額。  8款繰入金1項他会計繰入金から477万2,000円を減額。  10款諸収入1項延滞金加算金及び過料に88万円を追加し、歳入合計を13億1,553万円とするものでございます。  次の3、4ページをお願いいたします。  2歳出。  2款保険給付費1項療養諸費から300万円を減額。3項移送費に7万9,000円を追加。  10款1項基金積立金に6,999万9,000円を追加。  12款諸支出金1項償還金及び還付加算金に496万9,000円を追加。  13款1項予備費から7,886万円を減額し、歳出合計を13億1,553万円とするものでございます。  9、10ページをお願いいたします。  事項別明細書、2歳入でございます。  6款県支出金2項県補助金から292万1,000円の減額は、1目保険給付費等交付金の説明欄、普通交付金の減で、歳出における保険給付費の見込みによるものでございます。  8款繰入金1項他会計繰入金から477万2,000円の減額は、1目一般会計繰入金の減で、1節保険基盤安定制度繰入金保険税軽減分の369万1,000円の減。2節保険基盤安定制度繰入金保険者支援分204万8,000円の減。5節財政安定化支援事業繰入金96万7,000円の増は額の確定によるものでございます。  10款諸収入1項延滞金加算金及び過料に88万円の追加は、1目一般被保険者延滞金を本年度の実績により追加するものでございます。  次の11、12ページをお願いいたします。  3歳出でございます。  2款保険給付費1項療養諸費から300万円の減額は、2目説明欄退職被保険者等保険者分診療報酬の減で実績及び見込みによるものでございます。2項高額療養費は被保険者の移動に伴い、2目退職被保険者等高額療養費から1目一般被保険者高額療養費に予算を組み替えるもの。3項移送費の7万9,000円の追加は、1目一般被保険者移送費を実績に基づき増額するもの。  3款国民健康保険事業費納付金1項医療給付費分、2項後期高齢者支援金等分及び3項介護納付金分につきましては、特定財源である歳入の繰入金の減額に伴い財源更正するものでございます。  次の13、14ページをお願いいたします。  10款1項基金積立金に6,999万9,000円の追加は、2目財政調整基金積立金で、将来の国保会計における不測の財源不足等に備え積み立てるものでございます。  12款諸支出金1項償還金及び還付加算金に496万9,000円の追加は、5目国庫支出金返納金の増額で、平成29年度の療養給付費等負担金の確定に伴い清算を行うものでございます。  13款1項予備費から7,886万円の減額は、歳入歳出を調整したものでございます。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○1番議員(青木 健)  14ページ。基金積立金、財政調整基金積立金。この6,999万9,000円を積み立てることによって、基金残高というのはどのぐらいありますか。 ○(企画調整課長)  こちらの基金残高は今回のこれを積み立てることによりまして、平成30年度末で7,835万4,879円になる予定でございます。 ○1番議員(青木 健)  この会計はまさしく一般会計からの他会計繰入金で財政を調整されていると思うんですけど、当初予算と絡みがあるんだけど、ちょっと質問ができないのでここでお話しするんだけど、この基金は幾らを目標にためていくのか。まずこれ1点。 ○(町民生活課長)  今回の積み立てにつきましては、県にお支払いする納付金の2回分ということで、約7,000万ということで、基金を用意しておこうということで積み立てておくものでございます。  基金を幾ら積み立てておくかにつきましては、制度改革以前については例えば国保会計の5%であるとかそういった通知がございましたけれども、制度改革後につきましては、基金を幾ら積み立てておくべきかということにつきましては今のところ指針的なものがまだ国のほう、あるいは県から示されていない状況です。これにつきましては、県の中で市町村とともに協議会というものを設置しておりまして、その中で今後話し合って詰めていこうということになっております。  基金につきましては現状ではできる限り積み立てておきたいと。用途につきましては、先ほど申し上げましたように不測の財源不足に陥ったとき、あるいは今後医療費が急に増大、大きく膨らんだときにやはり納付金というものが数年後にこれに影響してまいりますので、そういったときに保険税のほうが急激に上げなければいけないような事態が生じないとも限りません。そのときに保険税を抑制する、激変緩和のためにも基金がそこで活用されるのではないかということで、現状ではできる限り積み立てておきたいなという考えがございます。 ○1番議員(青木 健)  特別会計だから別に基金はなくてもいいわけですよ。問題は他会計から8,600万円ぐらいの、新年度も含めて財源を確保させてもらっている。これが新しい年度でこの財源が飛んでいくという、支払いをしなければならないということならばいたし方ないことなんだけども、当初の中でも基金崩しているような、予定がないように見受けられるので、ならば一般会計に返しなさいというのが私のあなた方に声を出したいところなんですけれども。その件についてはどうなんですか。 ○(議長)  意見は述べないように。 ○1番議員(青木 健)  意見じゃない。それについて、基金の。 ○(議長)  今、私はそのように思うとおっしゃったから。それは意見ですから、それは述べないように。 ○1番議員(青木 健)  意見ではなくて質問として、一般会計に返すという考えはありますか。
    ○(町民生活課長)  当町における一般会計からの繰り入れにつきましては、あくまでも法定内の繰り入れでございまして、法定外の繰り入れは入れておりません。  通常、一般会計に返さなくてはいけないということを検討するのは法定外繰り入れと認識しておりますので、一般会計にお返しする予定はございません。 ○(議長)  よろしいですか。他に。 ○(議長)  他にないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○(議長)  討論の申し出がありませんので、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって「平成30年度真鶴町国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第3号)」の件は原案のとおり可決されました。 ○(議長)  日程第4、議案第10号「平成30年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。 ○(議長)  本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第10号は平成30年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正予算は歳入歳出それぞれ94万円を追加し、予算の総額を2億4,850万7,000円とするものでございます。  詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(まちづくり課長)  議案第10号の平成30年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、説明をさせていただきます。  歳入歳出予算の補正、第1条は歳入歳出それぞれ94万円を追加し、予算の総額を2億4,850万7,000円とするものです。  第2条繰越明許費につきましては、後ほど5ページ、第2表により説明をさせていただきます。  次の1ページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正、1歳入です。  4款繰入金1項他会計繰入金に94万円を追加し、歳入合計を2億4,850万7,000円とするものです。  次の3ページをお願いいたします。  2歳出です。  1款総務費1項下水道総務費に27万7,000円を追加し、2款事業費1項事業費に66万3,000円と追加し、歳出合計を2億4,850万7,000円とするものです。  次の5ページをお願いいたします。  第2表繰越明許費です。  2款事業費1項事業費、公共下水道整備事業工事請負費3,418万3,000円は、昨年度に認可拡大をした部分の管渠実施設計業務委託において設計に合わせ工事予定箇所の検証を行い、当初予定していた箇所の実施が妥当と判断をいたしましたが、設計委託業務からのデータ提供のおくれ等から次年度に繰り越すものといたしました。なお、当該事業は国庫補助対象事業となっております。  次に11ページと12ページをお願いいたします。  内容の説明をさせていただきます。  2歳入です。  4款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金に94万円を追加し、9,336万2,000円とするもので、1節一般会計繰入金で合計額を9,336万2,000円とするものでございます。  13ページ、14ページをお願いいたします。  3歳出です。  1款総務費1項下水道総務費に27万7,000円を追加は、1目一般管理費の説明欄1330に記載のとおり、下水道使用料徴収事務等委託料は平成31年度よりコンビニエンスストアで町公金の収納の取り扱いを開始することとしたため、現在使用している料金システムの改修費に係る負担額を追加するものでございます。  2款事業費1項事業費に66万3,000円の追加は、1目下水道整備費の説明欄に記載のとおり、広域公共下水道建設事業費負担金は湯河原町への広域公共下水道事業のうち当初予定工事の費用確定及び追加工事の発生による町負担分の追加でございます。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  次に討論ですが、討論の申し出がありませんので、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって「平成30年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」の件は原案のとおり可決されました。 ○(議長)  日程第5、議案第11号「平成30年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。 ○(議長)  本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第11号は平成30年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正予算は歳入歳出それぞれ53万3,000円を追加し、予算の総額を4,494万9,000円とするものでございます。  詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(産業観光課長)  議案第11号、平成30年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計補正予算(第3号)について、御説明いたします。  第1条は歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ53万3,000円を追加し、予算の総額を4,494万9,000円とするものです。  次のページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正、1歳入です。  2款財産収入1項財産運用収入から2万7,000円を減額し、2款の計を390万1,000円とし、5款諸収入1項雑入に56万円を追加し、5款の計を868万円とし、歳入合計を4,494万9,000円とするものです。  3ページ、4ページをお願いいたします。  2歳出です。  3款1項予備費に53万3,000円を追加し、3款の計を662万4,000円とし、歳出合計を4,494万9,000円とするものです。  内容につきましては、事項別明細書で御説明させていただきます。  9ページ、10ページをお願いいたします。  2歳入です。  2款財産収入1項財産運用収入1目財産貸付収入から2万7,000円を減額し計を390万1,000円とするもので、貸し付けしている魚座店舗のうち海側の店舗が平成30年1月をもって撤退し、新規貸し出し前の店舗修繕に期間を要し、4月からの営業ができなかったため、4月分を減額したものです。  5款諸収入1項1目雑入に56万円を追加し、計を868万円とするもので、台風24号で被害を受けたケープ真鶴とシーフロントの屋根修繕に要する経費112万円の2分の1に当たる56万円を建物共済保険給付金として計上するものです。  11、12ページをお願いいたします。  3歳出です。  3款1項1目予備費に53万3,000円を追加し、計を662万4,000円とするものです。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  次に討論ですが、討論の申し出がありませんので、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって「平成30年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計補正予算(第3号)」の件は原案のとおり可決されました。 ○(議長)  日程第6、議案第12号「平成30年度真鶴町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。 ○(議長)  本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第12号は平成30年度真鶴町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正予算は保険事業勘定において、歳入歳出それぞれ4,964万9,000円を追加し、予算の総額を9億4,854万4,000円とするもので、介護サービス事業勘定において、歳入歳出それぞれ41万1,000円を追加し、予算の総額を689万8,000円とするものでございます。  詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(健康福祉課長)  議案第12号は、平成30年度真鶴町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、御説明をいたします。  第1条は保険事業勘定における歳入歳出予算の補正で、予算の総額に4,964万9,000円を追加し、予算の総額を9億4,854万4,000円とするものです。  第2項は介護サービス事業勘定における歳入歳出予算の補正で、予算の総額に41万1,000円を追加し、予算の総額を689万8,000円とするものです。  1ページをお願いします。  保険事業勘定第1表、歳入歳出予算の補正、1歳入です。  1款保険料1項介護保険料に29万5,000円を追加。  3款国庫支出金1項国庫負担金に1,507万8,000円を追加。2項国庫補助金に54万9,000円を追加。  4款1項支払基金交付金に1,354万9,000円を追加。  5款県支出金1項県負担金に1,294万8,000円を追加。  6款繰入金1項一般会計繰入金に716万円を追加。  8款諸収入1項延滞金加算金及び過料に6万3,000円を追加。2項雑入に7,000円を追加し、歳入合計を9億4,854万4,000円とするものです。  3ページをお願いします。  2歳出です。  1款総務費1項総務管理費に6,000円を追加。  2款保険給付費1項介護サービス等諸費に2,065万2,000円を追加。2項介護予防サービス等費から250万円を減額。3項その他諸費に増減はなく、財源を更正。4項高額介護サービス等費に180万円を追加。5項高額医療合算介護サービス等費に増減はなく、財源を更正。6項特定入所者介護サービス等費に300万円を追加。  3款地域支援事業費1項介護予防日常生活支援サービス事業費に増減はなく、財源を更正。  7款1項予備費に2,669万1,000円を追加し、歳出合計を9億4,854万4,000円とするものです。  5ページをお願いいたします。  介護サービス事業勘定第2表、歳入歳出予算補正、1歳入です。  1款サービス収入1項予防給付費収入に41万2,000円を追加。  2款繰入金1項一般会計繰入金から1,000円を減額し、歳入合計を689万8,000円とするものです。  7ページをお願いいたします。  2歳出です。
     1款1項介護予防支援事業費から15万9,000円を減額。  2款1項予備費に57万円を追加し、歳出合計を689万8,000円とするものです。  13ページをお願いいたします。  第1条保険事業勘定の補正予算の主な内容は、2歳入では1款保険料1項介護保険料に29万5,000円を追加は、1目第1号被保険者保険料は説明欄、現年度分特別徴収保険料は当初予算に比して対象人数138人増により、276万4,000円を追加。現年度分普通徴収保険料は調定見込額に徴収率86.92%を乗じて歳入見込額を算定したことで、246万9,000円を減額するもの。  3款国庫支出金1項国庫負担金に1,507万8,000円を追加は、1目介護給付費負担金は国庫内示額に基づくもので、平成29年度給付実績額に1.042を乗じて得た居宅サービス費の20%、施設サービス費の15%を乗じて得た額を追加するもの。2項国庫補助金に54万9,000円を追加は、1目調整交付金は介護給付費において国庫負担金25%のうち今年度事業費に対する交付率は4.86%で積算しておりましたが、内示において調整率91%を乗じて得た額となり、その分を減額するもの。5目保険者機能強化推進交付金は、本年度より新たに国の重点施策である、高齢者の自立支援と要介護状態の重度化防止、地域共生社会の実現を図ることを目的とし、市町村の取り組み内容、保険者機能を指標により点数化し、実績評価をベースとした財政的インセンティブ交付金で、県平均397.27点、真鶴町は349点から算定された交付金を追加するもの。  4款1項支払基金交付金に1,354万9,000円を追加は、1目介護給付費交付金、対象事業費の増に伴い効率27%分でその差額を追加するもの。  5款県支出金、1項県負担金に1,294万8,000円を追加は、1目介護給付費負担金、対象事業費の増に伴い居宅分12.5%、施設分17.5%の交付率でその差額を追加するもの。  6款繰入金、1項一般会計繰入金に716万円を追加は、1目介護給付費繰入金、対象事業費の増額に伴い交付率12.5%でその差額を追加するもの。  4目その他繰入金、説明欄、事務費繰入金は、実績に基づく国保電算委託料の増に伴い追加するもの。  5目低所得者保険料軽減繰入金、介護保険の第1段階の方の軽減分で対象者9人の増により追加するものです。  8款諸収入、15ページをお願いいたします。  1項延滞金加算及び過料に6万3,000円を追加は、1目第1号被保険者延滞金で、実績により27件分の延滞金を追加。2項3目雑入に7,000円を追加は、生活保護者介護認定代行委託料1件分を追加するものでございます。  17ページをお願いいたします。  歳出では、1款総務費、1項総務管理費に6,000円を追加は、1目一般管理費説明欄、業務委託料は償還払い高額介護統計処理を国保連合会へ共同処理委託するもので、実績に基づき件数の増により追加するもの。  2款保険給付費、1項介護サービス等諸費に2,065万2,000円を追加は、1目介護サービス等給付費は、給付実績により当初に比して0.02%の増により追加するもの。  2項介護予防サービス等諸費から250万円を減額は、1目介護予防サービス等給付費は、法改正に伴い今年度要支援1、2の方について、デイサービス、ヘルパーのみのサービスを利用した給付費は、3款介護予防日常生活支援サービス事業費の給付に完全移行したことで、当初に比して月平均70名分ほど減となったことにより減額するもの。  3項その他諸費、1目審査支払手数料は財源を更正するもの。  4項1目高額介護サービス等費に180万円を追加は、給付実績に伴い当初に比して月平均24人の増となり追加するもの。  5項1目高額医療合算介護サービス等費は財源を更正するもの。  6項1目特定入所者介護サービス等費に300万円を追加は、20ページをお願いいたします。説明欄負担金は、給付実績に伴い当初に比して月平均3人の増となり追加するもの。  3款地域支援事業費、1項1目介護予防日常生活支援サービス事業費及び2目一般介護予防事業費は、歳入で御説明させていただいた保険者機能強化推進交付金の創設により財源を構成するもの。  7款1項予備費に2,669万1,000円を追加し、予備費の計を5,050万2,000円とするものです。  次ページをお願いいたします。  第2項介護サービス事業勘定です。25ページをお願いいたします。  2歳入です。1款サービス収入、1項予防給付費収入に41万2,000円を追加は、1目説明欄、介護予防サービス計画作成費等収入で、実績により当初に比して月平均10件の増により追加するもの。  2款繰入金、1項一般会計繰入金、1目その他繰入金は、説明欄職員給与費等繰入金で、今年度歳入増が見込まれ繰り入れが不要となったことから皆減するもの。  27ページをお願いいたします。  3歳出です。  1款1項介護予防支援事業費から15万9,000円を減額は、1目介護予防支援事業費説明欄、臨時職員賃金は、4月から12月までの9か月分のため、額確定により減額するもの。  2款1項予備費に57万円を追加し、予備費の計を103万1,000円とするものです。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  次に討論ですが、討論の申し出がありませんので、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって「平成30年度真鶴町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」の件は原案のとおり可決されました。 ○(議長)  日程第7、議案第13号「平成30年度真鶴町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。 ○(議長)  本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第13号は、平成30年度真鶴町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ348万5,000円を減額し、予算の総額を1億1,957万2,000円とするものでございます。詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(町民生活課長)  議案第13号、平成30年度真鶴町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、説明いたします。  第1条は、歳入歳出予算の補正で348万5,000円を減額し、予算の総額を1億1,957万2,000円とするものでございます。  次のページをお願いいたします。  第1表歳入歳出予算補正でございます。  1歳入。  1款、1項後期高齢者医療保険料から274万円を減額、3款繰入金、1項他会計繰入金から74万5,000円を減額し、歳入合計を1億1,957万2,000円とするものでございます。  次の3、4ページをお願いいたします。  2歳出。  2款分担金及び負担金、1項広域連合負担金から348万5,000円を減額し、歳出合計を1億1,957万2,000円とするものでございます。  9、10ページをお願いいたします。  事項別明細書。  2歳入でございます。  1款、1項、後期高齢者医療保険料から274万円の減額は、本年度保険料率見直し等によるものでございます。  2款繰入金、1項他会計繰入金から74万5,000円の減額は、1目一般会計繰入金の説明欄、保険基盤安定制度拠出金の減で低所得者に対する保険料軽減分で後期高齢者医療広域連合の交付決定によるものでございます。  次の、11、12ページをお願いいたします。  3歳出、2款分担金及び負担金、1項広域連合負担金から、348万5,000円の減額は、1目広域連合分賦金で、説明欄の保険料等負担金は収納保険料を広域連合に納付するもので、保険料率見直し等による減、保健基盤安定制度拠出金は低所得者に対する保険料軽減分で、交付決定によるものでございます。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  次に、討論ですが、討論の申し出がありませんので、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。 ○(議長)  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって「平成30年度真鶴町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」の件は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  日程第8、議案第14号「平成30年度真鶴町水道事業会計補正予算(第2号)」を議題といたします。 ○(議長)  本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第14号は、平成30年度真鶴町水道事業会計補正予算(第2号)であります。  今回の補正予算は、収益的収入補正と資本的収入及び支出の補正でございます。  詳細につきましては担当課長が説明をいたしますので、よろしく御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(まちづくり課長)  議案第14号は平成30年度真鶴町水道事業会計補正予算(第2号)についてでございます。  第2条は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の収入を補正するものです。  第1款水道事業収益について2億4,504万9,000円を、第2項営業外収益17万円5,000を追加することにより、2億4,522万4,000円とするものでございます。  次に、第3条は、予算第4条に定めた資本的収入及び支出予定額を補正し、本文、括弧書きを改めるもので、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額7,885万1,000円は、当年度分消費税資本的収支調整額496万9,000円、当年度分損益勘定留保資金5,655万4,000円、当年度利益剰余金処分額1,732万8,000円で補填するものとするに改めるものでございます。  次に収入につきまして、第1款資本的収入について7万8,000円を減額することにより、6,322万2,000円とするもの。支出につきまして、第1款資本的支出について400万円を減額することにより1億4,207万3,000円とするものでございます。  恐れ入ります、5、6ページをお願いいたします。  それぞれの内容でございますが、平成30年度真鶴町水道事業会計補正予算(第2号)明細書にて、説明をさせていただきます。  収益的収入及び支出の収入では、1款水道事業収益、2項営業外収益、5目他会計補助金で、児童手当として17万5,000円の追加となっております。資本的収入及び支出の収入では、1款資本的収入、1項企業債、1目企業債で配水管布設替工事費減による上水道整備事業債150万円の減額、同款5項工事負担金、1目工事負担金、配水管布設替工事、消火栓設置にかかる負担金で142万2,000円の追加となっております。  次に、資本的収入及び支出の支出では、1款資本的支出、3項他会計長期借入金償還金、1目他会計長期借入金償還金で、一般会計への水道事業会計の運転資金返済金で400万円の減額でございます。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  次に討論ですが、討論の申し出がありませんので、討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。 ○(議長)  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって「平成30年度真鶴町水道事業会計補正予算(第2号)」の件は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  ここで、暫時休憩といたします。 ○(議長)  再開は、2時35分といたします。               (休憩 午後 2時21分)               (再開 午後 2時35分) ○(議長)  それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。 ○(議長)  日程第9、施政方針報告。町長に施政方針報告を求めます。 ○(町長)  平成31年度当初予算案を御審議いただくに当たり、私の施政方針について所信を述べさせていただきます。  今年は、一生に一度しか体験できないだろうと言われているラグビーワールドカップが日本国内で、準決勝と決勝は横浜で開催され、また、2020東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けたイベントやインフラ整備の加速化といった賑やかな年となります。  このような社会現象、また、10月の消費税率の引き上げが予定されている中、引き上げ前後の需要変動を平準化しつつ経済の回復基調を持続させ、雇用・所得環境の改善が続き、経済の好循環がさらに進展する中で、内需を中心とした景気回復が見込まれ、また、物価については、景気回復により、需給が引き締まる中で上昇し、デフレ脱却に向け前進が見込まれ、実質国内総生産、名目国内総生産ともプラスの成長、また、消費者物価は上昇すると見込まれております。ただし、先行きのリスクとして、通商問題が世界経済に与える影響や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響等に留意する必要があるとされています。  地方においても景況感の改善が見込まれる中、個人消費の緩やかな持ち直し、雇用情勢の引き続いた改善などから、景気の回復が期待されています。ただ、国の先行きと同様の不安要素があり予断を許さない状況となっています。  また、地方自治体の歳入面では、地方消費税の税率引き上げなどによる増収、また、地方交付税などが増額となることが見込まれていますが、歳出面では、急速な高齢化や幼児教育の無償化などに伴い確実に増加が見込まれる介護・医療・児童関係費に加え、老朽化した公共施設の更新などに多額の費用が見込まれ、地方自治体はまだまだ厳しい行財政運営が続くことが予測されています。
     今年は、新天皇即位に伴い元号が改元され平成に変わる新たな時代が幕を開けますが、それぞれの自治体が平成の時代に抱えた諸問題はなくなることはありません。  真鶴町におきましても、他の地方自治体と同様に解決しなければならない多くの課題を引き続き確実に解決するよう取り組んでいきたいと考えております。  このような中、平成31年度真鶴町全体の予算の概略といたしましては、一般会計は37億6,000万円、国民健康保険事業特別会計事業勘定は11億8,500万円、国民健康保険事業特別会計施設勘定は1億2,220万円、下水道事業特別会計は2億3,950万円、真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計は1,310万円、介護保険事業特別会計は8億8,190万円、後期高齢者医療特別会計は1億1,980万円、企業会計の支出は3億7,122万8,000円で、一般会計、6特別会計、企業会計を通じての町全体の予算規模は、66億9,272万8,000円で、前年度対比2億4,731万4,000円、3.84%の増といたしました。  以下、平成31年度における真鶴町の主要施策・事業について、その概要と方針を会計ごとに申し述べることといたします。  一般会計、歳入では、自主財源にある町税において、地価の下落による固定資産税の減収を地方交付税、事業に対する補助制度や基金の活用、過疎対策事業債などの地方債の起債により確保いたしました。  歳出では、第4次総合計画、明日を築くビジョンの信頼で築く未来、美しく輝く町を目指し、ほほ笑みで支えあい、分かち合う地域社会を実現するための事業及び経済の再生、人口減少・高齢化、地方の衰退といった課題を克服するための地方創生事業、また、過疎地域からの自立促進に必要な事業に、町民、議会及び町が協働して着実に取り組んでまいります。  町政運営の基本的な考え方を踏まえ、真鶴町総合計画、明日を築くビジョンに掲げる五つの分野別方針に沿って、施策及び事業を説明いたします。  美しく豊かな風景を守り育てるまちづくりを進めるでは、美しく豊かな風景を守り育てるまちづくりの主な施策は、自然と風景を守るための取り組みとして、真鶴半島地区グランドデザインで短期的な事業として位置づけたお林の環境調査、松くい虫被害対策などによる環境保全を継続して行うとともに、お林の保全方針の策定と周知をしていきます。また、ごみ減量化、再利用を促進しSDGsの海の豊かさを守ろう、陸の豊かさも守ろうに寄与いたします。さらに空き家等に対する計画に基づいた対策に取り組んでまいります。  美の基準や土地利用規制基準による町の整備では、真鶴駅周辺地区グランドデザインで短期的な事業に位置づけた真鶴駅ロータリーや周辺道路の利用実態調査を実施し、町の玄関口である真鶴駅周辺一帯の整備に向けた準備をしてまいります。また、地籍調査を継続実施してまいります。  安全で安心に住み続けられる、生活基盤施設等の整備、防災、防犯対策としては、道路舗装維持管理計画に基づいた維持補修工事を実施します。また、町道1号線の狭隘箇所の解消に向け、地権者との協議を開始いたします。地域の公共交通として定着してきたコミュニティバスは、より地域に密着した移動手段としての運行に努めます。さらに土砂災害ハザードマップの作成、防災行政無線の一斉配信メール方式の導入、消防団の消防ポンプ自動車更新により、災害に強いまちづくりに努めてまいります。  また、地方創生事業として取り組んでいる、くらしかる真鶴事業、サテライトオフィス誘致事業を実施し、シュアリングエコノミー事業についても検討を進め、流入人口の増加を図ってまいります。  みんなで支え合い、分かち合うまちづくりを進めるでは、みんなで支え合い、分かち合うまちづくりの主な施策は、たとえ認知症や障がいなど様々な課題があったとしても、地域で孤立せず最後まで安心して暮らせる、生活困難者を排除しない地域づくりに取り組むため、生活支援と介護・医療支援を両輪とした、真鶴町地域福祉計画・地域福祉活動計画に基づき、健康な暮らしを支える事業として、健康診査や健康講座を開催するとともに町の現状と課題に取り組むために計画の評価をし、母子保健では、きめ細やかな個別の訪問や相談事業等を行い、健康づくりを推進いたします。  高齢者や障がい者の生活を支えるための取り組みとしては、生活支援の新たなサービスの創出と生活困難者の自立支援、福祉教育の推進や地域サロンを拠点とした支え合い・分かち合い活動を実践するとともに、支援が必要な方への対策として設立した、まなづる協力隊、まなサポを活用し、全世代型の地域包含ケアシステムを確立させてまいります。  子育て支援では、真鶴町子ども・子育て支援事業計画により、中学校卒業までの医療費の無料化、児童インフルエンザワクチン接種の全額公費負担、新生児聴覚検査の補助は引き続き実施するとともに、新たに産後健康診査の補助を実施し、安心して子どもを産み育てることができる環境づくりの一つとして、ファミリーサポート事業による子どもの一時預かり、また、地域における子育て支援・保育サービス、子育て支援のネットワークづくり、児童虐待の防止対策として要保護児童対策調整機関の機能強化に努めてまいります。  また、平成31年度で計画期間となる、真鶴町子ども・子育て支援事業計画の見直し作業をいたします。  活力ある仕事づくりを進めるでは、活力ある仕事づくりの主な施策は、地場産品のブランド化に向けた取り組みや、岩牡蠣試験養殖及び漁業関係者による本格的な岩牡蠣養殖の支援を引き続き実施するとともに、岩牡蠣の出荷に向けた施設整備を実施してまいります。  町のにぎわいをつくる豊漁豊作祭は、観光協会・商工会等の団体と連携し、イベント内容のさらなる充実に努め、来町者の増加を図ってまいります。  また、創業支援事業計画に基づき創業希望者への支援をいたします。  水産漁業振興では、岩漁港周辺地区グランドデザインで短期的な事業に位置づけ、また、岩漁港機能保全計画でも整備計画として位置づけております岩漁港泊地浚渫工事の準備をしてまいります。  農業振興では、引き続き有害鳥獣被害対策事業を実施し、有害鳥獣を駆除してまいります。  観光振興では、観光宣伝事業として観光グランドコンセプトでもある、「幸せをつくる真鶴時間」の周知をいたします。  さらに、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の機会を生かした石材業、真鶴本小松石のPR及び新たな観光客誘致のための産業・文化振興事業として真鶴町オリパラ文化プログラムとして、真鶴町・石の彫刻祭を実施いたします。  一人一人を大切にした教育により、学び続けともに生きる人づくり、そして、心豊かな生活と文化のあふれるまちづくりを進めるでは、一人一人を大切にした教育により、学び続けともに生きる人づくり、そして、心豊かな生活と文化のあふれるまちづくりに向けて次の主な施策を推進します。  児童生徒一人一人の学習環境を保障するため、既に小・中へ配置しているスタディサポート非常勤講師及び幼・小・中への支援員を充実することにより、より一層のきめ細やかな指導体制や相談体制を進めてまいります。  基礎的・基本的な知識・技能の習得、思考力・判断力・表現力等を活用する力の育成、学習意欲の育成を図り、全ての子どもが伸び伸びと生活できる学校づくり等の実現に向け、引き続き、指導主事及び学校教育指導員を配置し、授業の充実及び児童生徒指導の諸課題への対応と未然防止のための指導体制を充実してまいります。  ICT機器を活用した教育の推進に向けて機器の整備を計画的に進めてまいります。  国際的視野を持った人材育成を目的に、中学生を海外と同様の体験ができる国内施設への派遣事業として引き続き実施します。さらに中学校では外国語指導助手を引き続き配置するとともに、新たに小学校での英語専科非常勤講師の配置及び生徒の英語力向上のため英語検定料補助事業を実施してまいります。  児童生徒の安全対策として防犯ブザーの支給を継続し、子育て支援の一環として、保護者の経済的負担を軽減するために就学援助費の前倒し支給の開始、次代の真鶴町を担う新入学児童生徒の健全な育成に資するために入学祝金支給事業を実施してまいります。さらに、中学校では購買事業を実施し、保護者の負担軽減を実施してまいります。  地域との協働活動では、豊かな知識と経験を有する方々の協力のもと、放課後子ども教室事業、土曜教室の教育支援事業、スクールサポーター事業の充実を図り、あらゆる世代の方々が楽しく生きがいを感じることができる地域づくりを進めてまいります。  文化財の保護活用事業としては、過疎対策事業債を活用し岩地区の文化、歴史の拠点である民俗資料館を購入いたします。  協働により自立した町を目指して、地域社会づくり、地域自治、広域連携を進めるでは、協働により自立した町を目指して、地域社会づくり、地域自治、広域連携の主な施策は、自治会と連携して安全な地域づくりを進めるため、住民自治組織への支援事業を引き続き行ってまいります。  広報事業としては、広報まなづるの内容を中心とした行政情報や、町の行事の情報発信をFM放送の活用により行ってまいります。  また、各公共施設においては、施設の適正な配置、維持管理を行うとともに、平成30年度の環境省補助事業として省二酸化炭素化に向けて照明器具、空調器具、給湯器具の更新を実施した役場庁舎、町民センターなどの施設では設備を適正に運用し、地球温暖化対策に寄与いたします。  広域行政の推進では、県西地域2市8町での広域行政や神奈川県が推進する県西地域活性化プロジェクトにより地域の活性化を図る取り組みも行ってまいります。  湯河原町とは、ごみ焼却施設及び粗大ごみ処理施設の大規模改修事業を進め、また、水道事業については、広域化に向けて、事務事業の共通化及び施設管理の共同化を進めてまいります。さらに、し尿処理事業については、湯河原町と連携し、熱海市の施設での処理に向けた準備を進めてまいります。  また、包括的広域的連携協定を締結している島根県海士町とは、産業、教育初め幅広い分野での連携を引き続き図ってまいります。  以上の方針に基づいて編成された一般会計歳入歳出予算の総額は、37億6,000万円で、前年度対比2億6,400万円、7.55%の増といたしました。  続いて、国民健康保険事業特別会計事業勘定です。  国保を持続可能な医療保険制度とするための制度改革により、平成30年度から県が国保財政運営の責任主体となっていますが、町においては引き続き国保税の賦課・徴収、資格管理、保険給付、保健事業等の地域におさめるきめ細かい事業を担っております。  本年度の予算編成に当たっては、保険税の公平な賦課を実施しつつ、高齢化や高度医療の進歩により医療費が増加傾向にある中で、被保険者の健康の保持増進を図り、医療費の抑制に努めるものであり、特定健康診査、特定保健指導、生活習慣病予防事業等を推進し、医療費通知やジェネリック医薬品差額通知なども引き続き実施いたします。  以上、歳入歳出予算の総額は、11億8,500万円で、前年度対比2,217万8,000円、1.84%の減といたしました。  続いて、国民健康保険事業特別会計施設勘定。  町営の医療機関であります診療所は、かかりつけ医がいる診療施設として、住民がより安心して受診できる体制の充実を目指し、指定管理者制度を導入し民間活力により運営を行っています。本年度は一部医療機器の更新を実施し、町のかかりつけ医としての診療施設の機能を強化し、今後も良質で適正な医療サービスの提供をし続けられるよう、効率的、効果的な運営に努めてまいります。  以上、歳入歳出予算の総額は、1億2,220万円で、前年度対比2,223万1,000円、22.24%の増といたしました。  続いて、下水道事業特別会計。  公共下水道事業は、供用が開始されてから実質13年目を迎え、整備済区域の皆様には早期の接続をお願いし、下水道の普及促進に努めているところであります。  面整備については、平成29年度に変更した事業計画の予定処理区域61ヘクタールのうち、24.29ヘクタールを整備しており、本年度は約2.13ヘクタールの事業を予定しております。下水道への接続による環境整備の向上を図るため、広報等での周知と戸別訪問による接続勧奨を本年度も継続して実施する等、周辺生活環境の改善及び沿岸水域の水質保全の実現に向けて努めてまいります。  湯河原町との広域公共下水道事業については、次期施設改修のための計画策定費等を予定しております。  以上、歳入歳出予算の総額は、2億3,950万円で、前年度対比855万5,000円、3.45%の減といたしました。  続いて、真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計。  平成27年度より指定管理者制度を導入している真鶴魚座・ケープ真鶴については、平成31年度も引き続き民間活力による運営を継続してまいります。  ケープ真鶴は、お林周辺の活性化及びお林保全の核となる施設として、真鶴魚座は港周辺を活性化する施設として運営し、訪れる方々に満足していただけるサービスの提供に努めてまいります。  以上、歳入歳出予算の総額は、1,310万円で、前年度対比2,629万7,000円、66.75%の減といたしました。  続きまして、介護保険事業特別会計。  介護保険事業は、第7期介護保険事業計画、平成30年度から32年度に基づき、この計画の目的とする、介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施に向け、住みなれた地域で介護や日常生活の支援が必要な高齢者などが、心身の状況や生活環境に応じた介護サービス・介護予防サービスを受け、安心して暮らしていけるサービス体制の充実・確保に努めてまいります。  事業運営では、会計予算を保険事業勘定と介護サービス事業勘定の2本立てとし、高齢者等の皆様が安心して暮らせるため、医療、地域の諸団体、各介護サービス事業者と連携し、介護サロンの展開や介護予防事業の充実をさらに推進してまいります。  また、日常生活支援サービスとして、買い物やごみ出し代行等がスムーズにできるよう、真鶴町支え合い分かち合い推進協議会と連携し、生活支援体制として、要支援者のニーズに対応した事業を実施してまいります。  本年度の予算編成に当たっては、保険事業勘定の予算額8億7,630万円、介護サービス事業勘定の予算額560万円を合わせ、歳入歳出予算の総額は、8億8,190万円で、前年度対比617万9,000円、0.71%の増といたしました。  続きまして、後期高齢者医療特別会計。  後期高齢者医療制度は、75歳以上の全ての方を対象とする制度で、都道府県ごとに設置される後期高齢者医療広域連合が保険者の役割を果たし、市町村と事務を分担しながら運営を行い、医療給付に要する財源は、主に公費による負担、現役世代からの支援及び被保険者からの保険料によって賄っております。  以上、歳入歳出予算の総額は、1億1,980万円で、前年度対比157万2,000円、1.30%の減といたしました。  続いて、水道事業会計です。  真鶴町の水道事業は、利用者の皆様に安全で安心な水道水の安定供給に努める事業を推進しているところでありますが、昨今の給水人口の減少、利用者の節水意識や節水機器の普及、さらには景気の低迷の影響等、水需要の減少による使用料の減収が続いており、今後もさらなる経費削減、経営の健全化を目指し、皆様に安全・安心で安定した上水道の供給に努めてまいります。  また、継続して湯河原町と広域化による運営の効率化を検討している中、今後も引き続き事務の共通化による経費削減と広域化の推進に取り組んでまいります。  本年度の予算の総額は、収益的収入及び支出予算では、収入は、2億5,000万円で、前年度対比495万1,000円、2.02%の増、支出は、2億1,700万円で、前年度対比535万1,000円、2.53%の増といたしました。  資本的収入及び支出予算では、収入は、7,240万円で、前年度対比910万円、14.38%の増で、建設改良費にかかる企業債を計上し、支出は、1億5,422万8,000円で、前年度対比815万5,000円、5.58%の増といたしました。  以上、平成31年度の施政方針と会計ごとの予算の概要について申し述べましたが、これらに対する行財政運営やその執行に当たりましては、町民及び議会の皆様の御意見や御要望を十分尊重し、住民福祉の向上を最大の目標として取り組んでまいる所存でありますので、重ねて皆様の御理解と御協力をお願い申し上げ、私の施政方針といたします。  どうもありがとうございました。 ○(議長)  これをもって施政方針報告を終わります。 ○(議長)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。 ○(議長)  本日は、これで散会いたします。 ○(議長)  なお、明日は午前9時から本会議を再開いたします。              (散会 午後3時8分)...